卵、とりわけ鶏卵はさまざまな料理に使われる重宝される食材です。

海外ではあまり見かけませんが、日本では生でも卵を食べる食文化があります。

卵は、物価の優等生と言われるほど価格が安定して手に入れやすく、完全食と言われるほど単品では豊富な栄養素が詰まっています。

 

今回は、身近な食材『卵』の栄養からのニキビ対策を紹介します。
毎日の食事に卵を取り入れましょう!

 

卵に含まれる成分でニキビ対策

 

卵に含まれる主な成分と、ニキビ対策になる成分を紹介します。

卵に含まれる栄養素

卵2個100gあたり、タンパク質(13%)

脂質(17%)、カルシウム(8%)

葉酸(18%)、マグネシウム(4%)

リン(20%)、(18%)、亜鉛(20%)

 

ビタミンA(19%)、ビタミンB2(38%)

ビタミンB6(7%)、ビタミンB12(42%)

ビタミンD(62%)、ビタミンE(14%)

(カッコ内は一日の必要量に対する割合)

 

パッと見るだけで、バランスよくミネラルとビタミンが含まれているのがわかります。

 

卵のタンパク質でニキビを防ぐ

タンパク質は肌を作る栄養素です。

タンパク質が不足するとカロリーを多く摂っていても肌がカサカサになってしまいます。

 

肌に悪いものを摂っていないのに肌が荒れたという場合は、タンパク質が足りていなかったということがあります。

余分なものを摂取しているのではなく、必要な栄養素を摂取できていなかったということになります。

 

タンパク質は、卵の他に肉や魚、大豆に多く含まれます。

しかし、麺類やおにぎり、パンなどで食事を済ましていることが多い場合タンパク質不足になることがあります。

一日に必要なタンパク質は50〜60gなので、卵だけでは十分ではありませんが肉や魚、大豆料理などとともにたくさん摂っていきましょう。

 

優秀なアミノ酸スコア

 

タンパク質は20種類のアミノ酸で構成されています。

この中で人の体で合成することができないアミノ酸のことを必須アミノ酸と言います。

体の中で合成することができないので食品から摂る必要があります。

 

食品に含まれるアミノ酸のバランスを数値化したものをアミノ酸スコアと言い、卵はアミノ酸スコアが100となっています。

100に近くなればなるほど良質なタンパク質とされているアミノ酸スコアで満点です。

卵に含まれるタンパク質は良質なタンパク質なので安心して摂取しましょう!

 

卵の亜鉛でニキビを防ぐ

亜鉛は新陳代謝を促してくれるミネラルの一種です。

肌には新陳代謝であるターンオーバーという機能があります。

 

肌の表面の古い角質が新しい角質へと変わっていく現象です。

この新陳代謝が上手くいかないことを、ターンオーバーが乱れると言います。

 

ターンオーバーが乱れると毛穴が詰まりやすくなりニキビの原因となってしまいます。

亜鉛は代謝を促してくれるのでターンオーバーを整えてくれます。

 

亜鉛にはビタミンAを活性化させる役割もあります。

卵にはビタミンAと亜鉛の両方が含まれています。

 

卵のビタミンB2・B6でニキビを防ぐ

 

ビタミンB群は皮膚や粘膜の健康に欠かせないビタミンです。

その他にも、糖質や脂質を代謝するために使われたり、皮脂の分泌量をコントロールする役割もあります。

ターンオーバーを整えてくれる効果もあります。

 

ニキビなどの肌荒れ対策で市販されている、チョコラBBなどもビタミンB群が主剤です。

それほどビタミンB群は皮膚や粘膜の健康にとっては切っても切り離せないものなのです。

卵2個にはビタミンB2が一日に必要な量の1/3以上とかなり多めです。

 

卵のビタミンEでニキビを防ぐ

ビタミンEは肌を活性酸素から守ってくれる、抗酸化作用血行を促進する効果があります。

抗酸化作用のメリット

活性酸素とは私たちが体の中に持っていて、外部から侵入してきたウィルスなどをやっつけてくれるものです。

体にとって必要な機能ですが、強すぎるため健康な細胞も傷つけてしまいます。

 

細胞が活性酸素に攻撃されると、細胞が酸化し老化の原因となってしまいます。

ビタミンEの抗酸化作用で細胞の酸化を防ぐことができます。

 

卵と一緒に摂ると良いものは?

 

卵は完全食と言いましたが、そんな卵にも必要な栄養素のうち含まれていない栄養素があります。

それは、ビタミンC食物繊維です。

逆に考えれば、それ以外の栄養素は含まれているということになりますので卵の優秀さがわかると思います。

ニキビ予防のためのビタミンCの役割

ビタミンCは美肌のためのビタミンと言われるほど肌の健康と密接な関係があります。

ニキビ予防になるビタミンCの主な効果は3つあります。

コラーゲンの生成

ストレスに対抗

活性酸素無害化

コラーゲンの生成による効果

肌のハリを支えるには、コラーゲンが必要です。

コラーゲンには肌の細胞と細胞の隙間を埋めてつなげるクッションの役割があります。

コラーゲンが無い肌は細胞がただ重なっただけなので、肌がカサカサでハリがなくなります。

 

ビタミンCはコラーゲンの生成に必要なビタミンです。

十分なコラーゲンは、肌のハリをアップさせ、外部からの刺激から肌を守ってくれます。

 

ストレスに対抗

ストレスは睡眠不足などニキビの原因になります。

ビタミンCはストレスに対抗するためのホルモンを合成します。

 

ストレスが多い生活をしていると、ビタミンCがストレスの対抗に使われてしまいます。

ストレスの多い大人こそ、ビタミンCが必要です。

 

活性酸素を無害化

役目を終えた活性酸素を無害化するのにビタミンCが使われます。

ビタミンCは活性酸素での老化を防止します。

 

卵とビタミンCを一緒に摂るために

 

卵とビタミンCを一緒に摂るためには、卵とほうれん草の炒め物やスープなどがおすすめです。

ほうれん草にはビタミンCが豊富に含まれています。

 

外食などでも、卵とほうれん草が一緒になったものが小鉢になっているのを見ることがあると思います。

家庭でも簡単に作れて、とても理にかなった料理の一つです。

 

ニキビ予防のための食物繊維の効果

食物繊維の効果は腸内環境を整えてくれます。

腸内環境の悪化は、栄養の吸収を妨げるだけでなく、免疫力も落とします。

 

卵などの栄養のあるものを食べていても、腸内環境が悪化していると栄養を十分に吸収できない状態にもなりかねません。

食物繊維で腸内環境を整え、栄養をしっかりと吸収してニキビを防ぎましょう。

 

卵と食物繊維を一緒に摂るために

 

卵と食物繊維を一緒に摂るためにはサラダがおすすめです。

野菜は食物繊維が豊富というだけでなく、ビタミンが多くて、脂質・糖質が少ないので摂取カロリーも抑えられます。

サラダに切ったゆで卵をトッピングすれば、一緒に無理なく摂取することができます。

 

他には、納豆には食物繊維を始め栄養が豊富に含まれています。

卵かけごはんに納豆をプラスするなど、組み合わせることを意識しましょう。

 

生卵と加熱した卵で栄養価に違いはあるのか?

 

生卵と、ゆで卵や料理で加熱した卵で栄養価に違いがあるのか気になりますよね。

卵を10個パックで購入してきてなかなか使いきれないこともありますよね。

 

生卵と加熱した卵で栄養価に大きな違いはありません。

安心してどちらの卵もニキビ予防に活用してください。

 

生卵と加熱した卵で違いが出るのは、賞味期限です。

生卵の方が日持ちするので、賞味期限が長くなります。

 

生卵は殻の内側に卵殻膜という膜があり細菌の侵入を防いでいます。

加熱した卵は卵の本来持っている細菌などへ対抗するシステムがなくなってしまうので、加熱調理後は2〜3日で食べ切りましょう。

 

生卵は殻を破ると弱いのですぐに食べるようにしましょう。

賞味期限が切れた卵は加熱して食べるようにしましょう。

 

卵で栄養を摂るのと同じくらいにスキンケアも大切

 

卵など栄養のあるものをバランスよく食べることも大切ですが、同じくらいにスキンケアも大切です。

食事の栄養とスキンケア、それから睡眠と運動もバランスが重要です。

 

スキンケアはニキビ対策に特化したスキンケアがおすすめです。

ニキビ専用のスキンケアはより効果的にニキビ対策に必要な効果が得られます。

 

私が使っているのは、ニキビ専用石鹸ノンエーというスキンケアです。

弾力のある泡が皮脂をしっかりと落としてくれます。

なのに、洗い上がりは、しっとり肌がつっぱることがありません。

 

ノンエーには、ヒアルロン酸を始めとする、リピジュアローヤルゼリーといった高保湿成分がふんだんに含まれています。

肌をしっかりと乾燥から守ってくれるのでニキビ予防に最適です。

 

卵の栄養で内側から肌の調子を整えたら、ノンエーに肌の表面を守ってもらいましょう!

卵のようなすべすべ美肌に、ノンエーが気になった方はぜひ一度使ってみてくださいね。

 

 

 

まとめ

 

物価の優等生で完全食の卵を紹介しました。

ちなみに私はほぼ毎日卵を2個食べています。

 

スーパーに行かなくてもコンビニでも購入できて、楽に栄養が摂れるので重宝しています。

ゆで卵など単体で食べてもよし!料理に使ってもよし!

万能な卵をぜひ毎日のニキビ予防に役立ててみてくださいね。

 

大人ニキビに悩むすべての方にまずは使ってみて!

 

ニキビの原因は、『乾燥と刺激』

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