キムチは韓国の国民食です。
豊臣秀吉が朝鮮出兵の際に唐辛子を朝鮮半島に持ち込んだことが、のちのキムチ発祥と言われています。
キムチは浅漬けした白菜や大根などを唐辛子が含まれた薬味に漬け込むことで発酵しキムチが出来上がります。
ちなみに、日本のキムチは日本人の味覚に合わせた味付けがされているので食べやすくなっています。
保存食としても優れたキムチですが、食べることで肌にはもっと嬉しい効果があります。
キムチの本場、韓国の女性でキレイな人が多いのはキムチが関係していると言われています。
最後まで読んでいただき、毎日の食事にキムチを追加してニキビ予防なれば幸いです。
目次
キムチがもたらす肌へのメリット
キムチには乳酸菌がいっぱい
キムチが肌に良い効果をもたらす最大の理由は、キムチにたくさん含まれている『乳酸菌』です。
乳酸菌のイメージとしてはヨーグルトなどがあるかと思います。
主な効果は、乳酸菌が生きたまま腸に届いて腸内環境を整えてくれます。
乳酸菌は分解の際に乳酸をたくさん出し、腸内を酸性に保ちます。
すると、腸内の善玉菌の活動が活発になり腸内環境が整うのです。
反対に悪玉菌の活動が活発だと、腸内環境は悪化してしまいます。
腸内環境が悪化してしまうと、食べ物から栄養の吸収が上手くいかなくなったり体の免疫力を落としてしまいます。
体の調子が悪い、肌の調子が悪いというのが腸の不調が原因で起きてしまいます。
食事からの栄養の吸収が悪いと、肌に回る栄養も少なくなってしまいニキビなどの肌トラブルにつながります。
乳酸菌にはヨーグルトなどに代表する『動物性乳酸菌』と、キムチなどに代表する『植物性乳酸菌』があります。
実は、キムチに含まれる植物性乳酸菌は、動物性乳酸菌よりも生命力が強く胃酸に対しても死滅しにくい特徴があります。
つまり、キムチの植物性乳酸菌の方がより生きて腸に届くということになります。
乳酸菌は死んでいても一定の効果はあるので、動物性乳酸菌が良くないというわけではありません。
大切なことは乳酸菌を摂取し腸に届けるということです。
キムチの白菜には食物繊維がいっぱい
キムチに使用される白菜は栄養バランスに優れた野菜です。
中でも食物繊維が豊富なのがポイントです。
食物繊維は腸内で善玉菌のエサとなります。
キムチは乳酸菌で善玉菌にとって良い環境を作り、食物繊維で善玉菌を増やすことができる食品なのです。
キムチを食べる上での注意点は?
キムチを食べ過ぎない
キムチは野菜と唐辛子、塩などで作られていてカロリー自体は100gあたり45Kcalと浅漬けなどと比べると高めです。
キムチを食べ過ぎたり、キムチでご飯がすすみご飯を食べすぎるとよくありません。
唐辛子は少量なら良いですが、多量に食べると逆に腸内環境を悪化させてしまいます。
ご飯は炭水化物(糖質)ですので、食べ過ぎるとエネルギーとして消費しきれず肥満の原因になります。
キムチは一日約50g、小鉢程度を継続して食べましょう。
加熱調理は注意
キムチで鍋やキムチチャーハンなど加熱して調理する場合は、キムチの乳酸菌は死んでしまいます。
乳酸菌は60℃で死んでしまいますが、死んだ乳酸菌でも一定の効果はあります。
生きた乳酸菌を腸に届けたい方は加熱調理は控えましょう。
辛いものが苦手な場合は無理をしない
辛いものが苦手な人は、少量など無理のない範囲でキムチを食べましょう。
日本のメーカーのキムチは、本場韓国のキムチよりは食べやすくなっていたりしますが辛いものが苦手な人にとってはそれでも辛く感じます。
無理に食べようとすると食事がストレスになったり、汗をダラダラとかきながら食べることになるので肌にとっては良いことではありません。
キムチで体の内側からキレイになったら外側からもキレイに
キムチで腸内環境を整えて体の内側からニキビ予防したなら、外側からもニキビ予防しましょう。
内側と外側のダブルでニキビ予防すれば、ニキビの原因菌であるアクネ菌も悪さはできません!
私がニキビ予防に使っているのは、ニキビ専用洗顔石鹸『ノンエー』というスキンケアです。
体の内側がキレイでも、肌の表面の毛穴が詰まってしまったらニキビができるリスクは高まります。
だから、肌の外側からのニキビ予防も重要になってきます。
ノンエーならキメの細かな泡が毛穴の汚れを吸着しスッキリキレイにしてくれます。
肌を強くこする必要はありません。
やさしく泡でなでるようにして汚れを落とします。
キムチなど肌に良い食生活とセットで実施してほしいスキンケアです。
今ままでのスキンケアで満足していない人はぜひ一度使ってみてくださいね。
まとめ
韓国の国民食で日本でも愛されるキムチを紹介しました。
毎日少量を継続的に食べることで肌に良い効果をもたらしてくれます。
健やかな肌は毎日の積み重ねにより出来上がります。
睡眠、食事、運動、スキンケアを正しく行いニキビ予防していきましょう。