砂糖と聞くと食べ物が美味しくなるけど、美容という面ではニキビなど肌荒れの原因とされてしまいます。
肌トラブルに悩む人にとっては、砂糖は何が何でも避けたいという人もいるのではないでしょうか?
そのためあまり良いイメージを持っていないことが多く、砂糖の本来の力を知ることができていません。
砂糖は実は美容に優れた凄いパワーを持っている食品なのです。
砂糖に対する意識を変え、砂糖を上手く活用しながら美肌を目指しましょう!
目次
砂糖で美肌になれる方法
砂糖で美肌になるためには砂糖を食べるのではなく、砂糖を洗顔に利用することです。
「砂糖をなぜ洗顔に使うのか?」というと、砂糖は天然の保湿剤としての効果があるからです。
砂糖を肌につけるのはベタつきが心配で抵抗を感じるかもしれません。
大人になってからのニキビは過剰な皮脂が原因のニキビよりも乾燥が原因のニキビの方が多いのです。
男性でも、おでこから鼻筋にかけては皮脂でベタベタするのにほっぺたはカサカサという場合は肌が乾燥しています。
皮脂を落とす方ばかりに気を取られてしまい逆に肌の乾燥を促進させてしまっています。
必要なのは、汚れを落とすことと同時にうるおいも補ってあげることです。
砂糖をいつもの洗顔にひとつまみ入れてあげるだけで、保湿効果がプラスされた洗顔になります。
「そんな簡単なことで本当に保湿されるの?」と思ってしまいますよね。
砂糖の保湿効果はシュガースクラブなどテレビでも紹介されているほど今注目されています。
日本だけでなく欧米でも砂糖をスキンケアに取り入れることが主流になっています。
医療の現場でも、乳幼児の湿疹ケアや床ずれ防止に使われたりしているようです。
肌が弱い人は事前に二の腕などに溶かした砂糖水を綿棒などで薄く伸ばして経過を観察するパッチテストを行なってください。
砂糖洗顔はどの砂糖を使えば良いの?
砂糖といってもどの砂糖でも良いわけではありません。
肌に使用するものなので、安全なものを選びましょう。
砂糖洗顔で使用する砂糖の種類はてんさいから作られた、『てんさい糖』です。
北海道産100%のものだと安心ですね。
真っ白なてんさい糖は上白糖とも記載されていますが、上白糖の白さは漂白された白さではなく天然の白さです。
てんさい以外に余分なものが含まれているものや、粒子が大きく粗いものは肌を傷つける恐れがあるので控えましょう。
砂糖洗顔中の4つの注意点
砂糖を準備して、いざ洗顔をする時に注意してほしい点をまとめました。
ニキビが炎症している時にはやらない
ニキビの炎症が治まった後でなら大丈夫ですが、炎症している時にはやめておきましょう。
砂糖洗顔によってニキビに余計な刺激を与えてしまい、かえってニキビが悪化してしまう可能性があります。
ニキビの炎症が治まってから始めてみましょう!
絶対に強くこすらない
砂糖洗顔時は肌を強くこすらないようにしましょう。
体温やお湯で砂糖はすぐに溶けますが、それでもザラザラとし感触は感じることができます。
肌を傷つけてしまうことになるので、よく溶かしてそっとなぞるように使用しましょう。
長時間放置しない
肌を外側から保湿する場合、浸透するのは角質層までです。
長時間放置していたからといって、肌の深部まで浸透していくわけではないので長時間の放置はやめましょう。
長くても3分くらいで十分です。
十分にすすぎ、肌に残さない
砂糖洗顔はではすすぎの不十分は厳禁です。
すすぎ残しは肌がベタベタして、せっかくの保湿された肌もニキビの原因になってしまいます。
また、砂糖がついた肌に紫外線が当たることでシミの原因にもなります。
顔はもちろん、髪の生え際や胸などにもすすぎ残しがないようにしましょう。
すすぎ残しが不安な方は、十分にすすげる、バスタイム時の使用をおすすめします。
砂糖をもっと利用する
砂糖を洗顔にプラスする方法は最も簡単な方法です。
砂糖を洗顔に入れない方法として、シュガースクラブという方法があります。
シュガースクラブとは、上白糖とサラダ油またはオリーブオイルを1:1の割合で混ぜます。
濡れた肌にシュガースクラブを塗り、優しくマッサージしながらなじませます。
最後にしっかりと流せば完了です。
シュガースクラブに使用するオイルはオリーブオイルがおすすめです。
中でも、オリーブオイルの実を絞っただけの素材本来の成分のみだけのエキストラバージンオリーブオイルを使用しましょう。
砂糖と相性の良いスキンケア
いつもの洗顔に砂糖をプラスしてより良いスキンケアにしてみませんか?
ニキビを防ぐための洗顔は、砂糖とニキビ専用のスキンケアの同時使用がおすすめです。
私は、ニキビ専用洗顔石鹸『ノンエー』に砂糖を入れて使用することを特におすすめしています。
ノンエーの特徴は豊富な泡立ちですが、砂糖を入れることで泡立ちに悪影響はありません。
砂糖自体が天然の成分なので、ノンエーと組み合わせても安心して使えます。
ノンエーにはもともと保湿成分として、『ヒアルロン酸』や『リピジュア』、『ローヤルゼリー』などが含まれています。
砂糖を加えることでさらに保湿効果がプラスされるので、洗い上がりのしっとり感がアップします。
男性の方で、洗顔しても少し時間が経てばすぐに皮脂が分泌してくるという人は、保湿が足りていないからです。
肌が乾燥すると、乾燥を防ぐために皮脂が分泌されるようになります。
保湿のできる洗顔で、皮脂の過剰な分泌をコントロールすることができます。
砂糖+ノンエーでぜひニキビ予防を始めましょう!
まとめ
家庭にある砂糖を美容に活用する方法を紹介しました。
砂糖は食べすぎると、肥満につながりニキビの原因になりますが使い方次第で便利な活用法があることを知ると砂糖のことを見直してしまいますね。
まずはいつもの洗顔に砂糖をひとつまみプラスしてみることから始めてみましょう。
今までスキンケアに関心がなかった男性でも、砂糖洗顔が美肌への第一歩となるかも?
ニキビ予防のためには洗顔も大切ですが、睡眠、運動、食事とバランスよく行うことが一番です。