ニキビができないように、食事、スキンケア、睡眠、運動と気をつけているのに大量のニキビができてしまう。

一つ、二つニキビができるのは、誰でもよくあることですが、大量のニキビはアレルギーが原因として考えられます。

皮膚科を受診して塗り薬や内服薬を使用しても治らなかったニキビが、日々の生活から原因物質を取り除くだけで肌が劇的によくなることもあります。

 

今回は、どんなアレルギーが原因でニキビができてしまうのかを解説します。
原因を取り除くと一気に肌が良い方へ変わることがあります。

 

どんなアレルギーがニキビの原因になるのか

アレルギーは、生まれた時から持っているものや、ある日突然アレルギーが発症する場合です。

前者の場合は、物心つく前から両親によってアレルギーの原因が特定されていることが多いですね。

 

小さい頃から親に聞かされるので自分がなんのアレルギーを持っているかは知っている場合が多いです。

また、見た目ですぐにわかるアレルギーは、アトピーなどです。

 

アトピーとニキビの関係

 

アトピーとは、アトピー素因という遺伝子を持った人に発症します。

アトピーの肌は普通の肌の人よりも乾燥してうるおいがありません。

 

肌の細胞と細胞をつなぐ、細胞間脂質天然保湿因子(NMF)というものが少ないことが原因です。

細胞間脂質などが少ない肌というのはカサカサしてハリや弾力がありません。

 

外気にさらされている肌は常に紫外線やホコリ、ダニなどにさらされています。

健康な肌だと外部からの刺激があっても負けることはありません。

健康な肌にはバリア機能といって、肌を外部からの刺激から守る力があります。

 

しかし、アトピーなど元々肌の水分が少なく乾燥している人は、バリア機能が非常に弱い状態です。

そのため、刺激により肌がかゆみを感じたりかいたりしてしまうことで肌が傷ついてしまいます。

 

肌の水分が少ないバリア機能が弱った状態は、ニキビも発生しやすくなります。

 

食材によるアレルギーとニキビの関係

 

食材によるアレルギーは場合によっては命にも関わってきますが、中には自分で気づいていないアレルギーがあります。

後から発症するアレルギーはそれまで普通に食べていたものに対して体が過剰に反応してしまいます。

 

個人によってアレルギーの原因となる物質がどれだけ体内に入っても大丈夫かという許容量が違います。

死ぬまでアレルギーが発症しないこともありますし、若いうちにアレルギーが発症してしまうこともあります。

 

アレルギーを病院で調べるのには時間とお金がかかります。

食材によるアレルギーでニキビなどの吹き出物が大量にできる場合は小麦を疑ってみてください。

小麦には、グルテンというタンパク質の一種が含まれています。

 

グルテンが多い小麦で作られたパンなどはもちもちして美味しいのですが体にはよくなかったのです。

最近の小麦は品種改良が進み、味が格段に向上しています。

 

昔の小麦よりも現代の小麦はグルテンの含まれている量が増えています。

それに加えて、コメ離れでご飯よりもパン、麺類というふうに小麦製品を食べる機会が多い食生活です。

 

このグルテンが含まれている食品を食べることにより腸内環境が悪化してしまうのを、グルテン不耐症と言います。

腸内環境が慢性的に悪いので、ニキビなどの肌トラブルとして現れてきます。

 

怖いのが、グルテン不耐症と気づかずにずっとグルテンを摂取してしまうことです。

ニキビができては治り、できては治りを繰り返してグルテン不耐症に気づいて摂取をやめてもニキビ跡として残ったりしてしまいます。

 

金属アレルギーとニキビの関係

 

最近多い金属によりアレルギー反応が出る人が急増しています。

金属アレルギーは、ピアスやネックレスなどから溶け出した金属イオンが体内に入り込むことにより、体が異物と認識することが原因で起こります。

 

特に夏場などの汗をかくことが多い場合に汗に金属が溶け出し、金属アレルギーを発症してしまうことがあります。

金属アレルギーも一度発症してしまうと、治ることはありません。

体が異物と認識しているので、ニキビなどの吹き出物として体に知らせようとしてくれています。

 

また、かゆみがありかいてしまうとアトピーなどと同じように肌を傷つけてしまいます。

 

花粉アレルギーとニキビの関係

 

花粉症は国民病と言ってもいいくらい若年層での発症が増えているアレルギーです。

花粉症自体は、体内に入った花粉を異物と認識してしまうことにより、くしゃみ、鼻水で体外へ出そうという作用が働きます。

 

一見花粉アレルギーはニキビと関係ないように思えてしまいます。

しかし、一日にティッシュで何回も鼻をかむことにより肌は摩擦によって少しずつ傷つき乾燥してしまいます。

 

また、マスクで花粉をシャットしていて、内側が汚れてくることにより不衛生な状態が続き、花粉アレルギーがニキビの原因となってしまいます。

鼻水が止まらないことにイライラしてストレスを感じてしまうこともニキビにはマイナスです。

 

アレルギーが原因のニキビにはどんな対策がある?

アレルギーは現代の医学をもってしてもアレルギーでは無い体質にすることはできません。

アレルギーは死ぬまでお付き合いすることになりますが、だからといって悲観することはありません。

アトピーを持っている時のニキビ対策

 

アトピー持ちの方の肌は弱いので刺激を与えないことが重要です。

洗顔料は刺激の少ないものを選ぶことがポイントです。

 

市販されている数百円で購入できるような洗顔料は言い方を変えれば誰でも使えるものです。

でも肌質は、アトピーで敏感肌の人もいれば、脂性のオイリー肌、乾燥肌、と悩みは人それぞれです。

それぞれがニキビという同じ悩みを持っていてもこれだけ肌質が違います。

 

数百円のスキンケアを使うことが向いているのは、肌の悩みが特に無い普通肌の人です。

それ以外の方は、スキンケアをしっかりと選ぶ必要があります。

 

アレルギーのニキビ対策におすすめのスキンケアは

 

刺激の少ないスキンケアで、私がおすすめしているのが、ノンエーというニキビ専用の洗顔石鹸です。

ノンエーは赤ちゃんでも使える刺激の少ない石鹸です。

 

ノンエーをおすすめしているのは刺激が少ないからだけではありません。

ただ、刺激が少ないスキンケアだけではアトピー肌には不十分です。

そして、刺激が少ないというだけのスキンケアは世の中にたくさんあります。

 

アトピーの肌は水分が少ないので、保湿も重要になります。

ノンエーは洗顔後にも効果を感じられるスキンケアです。

 

その秘密は、ノンエーにはヒアルロン酸リピジュアなどの保湿成分が含まれているからです。

ヒアルロン酸やリピジュアは私たちの肌が元々持っている保湿成分ですので安心できますね。

 

刺激が少なく、保湿もできるスキンケア、ノンエー

気になった方はぜひ一度使ってみて効果を感じてみてください!

 

 

部屋、衣類を清潔に保つ

 

肌が敏感な人は部屋のホコリやダニのふん、死骸により肌が荒れることもあります。

アレル物質と呼ばれこれもアレルギーの原因です。

 

部屋をこまめに清掃し、布団も除菌や布団用のクリーナーでダニや死骸などを取り除きましょう。

寝具もこまめに変えて清潔な状態でいつも保つことも効果的です。

 

食品アレルギーを持っている時のニキビ対策

 

グルテン不耐症などのアレルギーがある場合は、その食品を絶つことから始めなければいけません。

最近ではグルテンフリーというグルテンを摂らない食生活を実践する人が増えています。

小麦アレルギーでなくても、グルテンが体に良く無いという点で支持されています。

 

小麦が含まれる食品は実にたくさんあります。

パン、麺類、お好み焼き、ピザ、カレー、シチュー、餃子、ケーキ、クッキーなどなど。

どれも日常的に食べている美味しいものばかりですね。

 

小麦は特定原材料と言われるものですので、パッケージには必ず記載されています。

小麦アレルギーの人は小麦が含まれているもの避けるのは当然ですが、小麦アレルギーでは無いけどもグルテンの摂取を控えたいという人はなるべく避けましょう。

 

小麦の代わりに米粉でできたものを選ぶようにしましょう。

米粉でできたパンなどはもちもちして、十分小麦の代わりになる美味しさを持っています。

 

金属アレルギーを持っている時のニキビ対策

 

金属アレルギーだから、アクセサリーが付けれないということはありません。

金属アレルギーの症状が出にくい金属があります。

 

純度の高いチタンや、純度の高いプラチナ(PT900以上)純金などがアレルギー反応が出にくいとされています。

18金は金の純度が約75%ですので、割金に別の金属が使われているため避けましょう。

 

水銀や、ニッケル、コバルトなどはアレルギー反応が出やすいとされています。

純度の高い金属アクセサリーは値段が高いのが難点ですが、金属アレルギーの人は純度の高いチタンかプラチナ、純金でおしゃれを楽しみましょう。

 

花粉アレルギーを持っている時のニキビ対策

 

花粉症は薬や手術など治療方法が進歩してきています。

花粉症を専門にしているクリニックに相談し、自分にあった治療法を行いましょう。

クリニックに行くことができない人は、鼻をかむ時のティッシュはローションティッシュなど肌触りがやさしいものを使用しましょう。

 

ティッシュの使用がかさみ肌が乾燥することがあると思います。

出先では、化粧水を使いにくいことってありませんか?

 

顔にスプレーするだけで保湿ができる商品などがありますので使ってみてください。

マスクは最低でも、一日2回は交換し、清潔な状態を保ちましょう。

 

まとめ

 

アレルギーの発症はその先ずっと気をつけなければいけないので中々大変です。

アトピーなら部屋をキレイにしたり、刺激の少ないスキンケアを使うことや、小麦にアレルギーがあれば米粉で代用するなどの努力と工夫が必要です。

アレルギーは体質だからと諦めず、前向きに対策に取り組みましょう。

 

大人ニキビに悩むすべての方にまずは使ってみて!

 

ニキビの原因は、『乾燥と刺激』

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