柿が赤くなると医者は青くなるということわざがあります。

簡単に説明すると、赤く実った柿には栄養が豊富に含まれています。

その柿を食べることで、健康になるので医者は仕事が減るので青く(真っ青)なるという意味です。

 

このようにことわざに食材が出てくる場合で、食材が良い意味で使われているならその食材を食べることをおすすめします。

現代のように科学的に体に良いものが証明できる時代とは違い、昔は本当に体に良いものがこうしてことわざになります。

ちなみに柿の旬は10月から11月にかけての時期です。

 

今回は秋の味覚、『柿』のニキビ予防に優れた効果を紹介します。
ことわざに用いられるほど栄養が詰まった柿の効果をぜひ知ってくださいね。

 

柿に含まれるニキビ予防になる成分

 

医者が青くなると言われるほどの柿のニキビ予防になる成分を紹介します。

ビタミンC

柿に含まれる栄養素で特に多いのがビタミンCです。

ビタミンCは美肌のためのビタミンとも言われるほど美肌になるためには不可欠のビタミンです。

ビタミンCにはシミやしわ、そばかすを防ぐだけでなく、ニキビなどの肌トラブルを防ぐ効果もいくつかあります。

 

コラーゲンの生成

ビタミンCはコラーゲンの生成に必要なビタミンです。

コラーゲンは、肌のハリやキメ細かさに関係してきます。

コラーゲン不足の肌は表面がガサガサで弾力もなくシワが目立ち老けて見える原因です。

肌がガサガサなので、外部からの刺激に負けてしまいニキビなどの肌トラブルにつながってしまいます。

 

 

活性酸素を無害化

活性酸素とは誰でも体内に持っている外から侵入してきたウィルスと闘う酸素の一種です。

普段の呼吸で取り込んだ酸素の一部が活性酸素になります。

 

物質を酸化させる力が強く体を守ってくれる頼もしい一面がある一方、増えすぎると正常な細胞まで攻撃してしまいます。

攻撃された細胞は酸化し、『酸化=老化』ですので肌トラブルを引き起こします。

 

ニキビなどの肌荒れや、シミやシワなどが目立つようになります。

ビタミンCはこの増えすぎた活性酸素を除去する作用があり、細胞の酸化を防いでくれます。

 

活性酸素は呼吸の他に喫煙やストレス、アルコール、紫外線などで発生してしまいます。

タバコは1本吸うだけで、体内のビタミンCを25〜50mg消費すると言われています。

副流煙でも消費されてしまうので注意してくださいね。

 

喫煙者の肌が、非喫煙者よりも老けて見えるのはそのためです。

日々の生活の中で活性酸素を発生させないようにしましょう。

 

ストレスに対抗する

適度なストレスは体に良いとされていますが、ストレスをコントロールするのは難しく多くの場合過度なストレスにさらされています。

ストレスは睡眠障害を引き起こしたり、胃腸を不調にしたりするのでニキビがドッと大量にできてしまうこともあります。

ビタミンCはストレスと対抗するためのホルモンを合成します。

ですので現代の人こそビタミンCが必要なんですね。

 

 

ビタミンCのその他の効果

ニキビ予防になるのは主に上記の3つですが、ビタミンCにはまだまだ凄い効果があります。

免疫機能を高めてくれたりアルコールの分解を助けてくれたりカルシウムや鉄の吸収に関わったりと多岐にわたります。

風邪を引いた時やアルコールを飲む人は特にビタミンCが不足しがちとなります。

 

柿に含まれるビタミンCはどれくらい?

柿のビタミンCは1個あたり、品種にもよりますが100mg含まれています。

ビタミンCの一日の摂取目安量は100mgですので、柿1個で一日の摂取目安量が摂れてしまいます。

 

ビタミンCは水溶性のビタミンですので、多少摂りすぎても排出されるので大丈夫です。

ビタミンCが多く含まれていると思われているレモンは1個あたり約20mgです。

 

柿はレモンの5倍ものビタミンCが含まれています。

レモンのようにすっぱくなく、甘いので食べやすいのも嬉しいですね!

 

タンニン

タンニンはニキビ予防よりも、柿タンニンなど消臭や殺菌効果の方が知られているかもしれません。

柿の苦みや渋みのもとでもあるタンニンはニキビ予防にも高い効果があります。

 

抗酸化作用

柿タンニンはポリフェノールの一種です。

ビタミンCと同じく活性酸素を抑える抗酸化作用があるので細胞の老化を抑えてくれます。

 

血液をサラサラにする

タンニンには血中の悪玉コレステロール値を下げ、血液をキレイにしてくれる作用があります。

ドロドロの血液は、血管に負担をかけるだけでなく血流も悪くなります。

 

タンニンにより血液をサラサラにすることで、血流が良くなり血液に含まれる酸素や栄養が体中を巡ります。

肌の新陳代謝もよくなるので、生き生きとした健康的な肌になります。

肌にはもちろんプラスになりますが、それだけでなく動脈硬化や脳卒中も予防できます。

 

 

βーカロテン

βーカロテンはカロテノイドの一種です。

体内に入るとビタミンAに変換されます。

 

このカロテノイドはビタミンCやタンニンと同じく活性酸素を除去してくれます。

ビタミンCと同時に摂取することで相乗効果が期待できます。

 

食物繊維

食物繊維には腸内環境を整える効果があります。

腸内環境の悪化は、栄養の吸収が妨げられるので肌にすぐにニキビなどで現れてきます。

 

食物繊維は、腸内で分解され善玉菌のエサになります。

善玉菌の活動をサポートすることにより、悪玉菌の活動を弱めることができます。

特に便秘や、お腹がゆるい人は腸内環境を変えることを意識してみてください。

 

柿のニキビ予防以外の効果

 

柿には他にも体に良い効果がいっぱいあります。

体の調子が整えば、自然と肌にもプラスに作用します。

 

二日酔いを防ぐ

柿に含まれる酵素にはアルコールを分解する働きがあります。

また、ビタミンCにもアルコールの分解を助ける効果があります。

 

さらに、柿にはカリウムも多く含まれていて、利尿作用があるので二日酔いを防ぐには効果的です。

カリウムには体内のナトリウムを排出するのを促すので、むくみや高血圧の予防にも効果的です。

ただし、体内の水分が不足しないように水分摂取は適切に行ってくださいね。

 

免疫力のアップ

βーカロテンやタンニンにより体の免疫力がアップします。

免疫力の低下は体調不良やストレスの原因にもなります。

免疫力のアップは間接的にニキビ予防にもつながっています。

 

生の柿と干し柿はどちらが肌に良いの?一日の摂取目安量は?

 

柿といえば生で食べるか干して食べるかになります。

どちらが肌に良いの?という疑問が出てきますね。

 

生の柿と干し柿を比べた場合、果実のジューシー感を味わえるのは生の柿ならではです。

ビタミンCは生の柿の方が多いのですが、干し柿はβーカロテン、食物繊維、カリウムが生よりも増えます。

どちらも一長一短があるということですね。

 

ビタミンCが足りていないなら生の柿を、食物繊維が足りていないなら干し柿を食べるようにしましょう。

柿1個あたりのカロリーは変わりませんが、干し柿は水分が抜けているため小さくなりつい食べ過ぎてしまうこともあります。

 

大きさによりカロリーは変わってきますが、約150Kcalほどあるので食べ過ぎには注意しましょう。

タンニンが体内の鉄と結びつき貧血を起こすこともあるので妊婦さんは特に注意です。

 

また、柿には体を冷やす作用があり食べ過ぎると血流が低下してしまいます。

 

カリウムにより体内のナトリウムが排出され、血中のナトリウム値が一時的に下がります。

一日に1〜2個程度なら問題ありませんので、あくまでも食べ過ぎに注意です。

 

柿の皮は食べられる?

 

柿は皮と中の実の部分で皮の方が栄養が多く含まれています。

柿に限らず、果物や野菜は皮に多くの栄養が詰まっていることが多いです。

柿の場合は、正確には皮と実の境目に一番多く栄養が入っています。

 

もちろん柿の皮は食べることができます。

皮を食べる場合は農薬などの不安もあると思いますので、無農薬など信頼できる生産者からの購入をおすすめします。

皮を食べることに抵抗がある、農薬の心配がある場合は、皮は薄く剥いて食べましょう。

 

柿で肌の調子をアップしてスキンケアの効果をさらに高める

 

柿を食べることによって肌の調子を内側から整えれば、毎日のスキンケアもさらに効果が期待できます。

せっかく肌に良いものを食べていても、スキンケアがニキビ予防に優れたものじゃないともったいないです。

 

私がニキビ予防に使っているのは、ニキビ専用洗顔石鹸ノンエーというものです。

肌に刺激となるようなものが入っていないやさしい石鹸です。

 

誰でも簡単にモチモチの泡が作れるので洗顔で肌をゴシゴシする必要はありません。

洗い上がりもつっぱることがなく、「本当に洗顔後?」と思うほどうるおいのある肌になります。

 

ヒアルロン酸リピジュアローヤルゼリーといった保湿成分が洗い上がりの肌に残ってくれます。

今までのスキンケアに満足していない人はぜひ一度使ってみてくださいね。

 

 

まとめ

 

秋の味覚、柿の効果を紹介しました。

医者が青くなるとまで言われる柿をぜひ日々の食生活に取り入れてみてはいかがでしょうか。

食べ過ぎは逆効果ですので、一日1〜2個の適量を守り肌の健康維持に努めましょう。

 

大人ニキビに悩むすべての方にまずは使ってみて!

 

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