シートタイプやクレイタイプなどパックには様々な種類があります。
化粧水や乳液、美容液など複数の効果が一度にできる、オールインタイプのシートパックは便利ですね。
特に時間を節約したい時には、一度ですべて完結するので愛用している方も多いのではないでしょうか?
とても便利なスキンケア商品ですが、ニキビができている時には注意が必要です。
パックは本来は肌トラブルの予防に使われるものですので、ニキビができている時にはどんなことに注意すれば良いのかを紹介します。
どんなフェイスパックを選べば良いのといった疑問に答えます。
目次
ニキビがパックで悪化することはあるの?
ニキビを予防のために、パックで肌の角質層にしっかりと美容成分を浸透させたり汚れを落としたりするのは良いことです。
しかし、ニキビがすでにできてしまっている時にはいつもよりちょっとパックに気をつけてみてください。
パックの成分でニキビが悪化する
パックには化粧水だけでなく、美容液や乳液、クリームなどの成分が含まれています。
パックには油分が含まれていることがあり、油分はニキビの原因となるアクネ菌の増殖には好都合です。
濃厚タイプのパックよりもさっぱりタイプのマスクの方が油分は少ないので肌の状態に合わせて選ぶのも良いでしょう。
ニキビができている時のパック選びを間違うと、ニキビが悪化してしまうことも。
パックの選定をしっかりと行うことが大切です。
パックの使い方でニキビが悪化する
パックの使い方は使用方法として明記されていますが、守れていないとニキビに負担がかかることがあります。
例えば、シートタイプのパックで規定の時間よりも長い時間肌の上に乗せておくとパックが乾燥してきます。
泥タイプも時間が経ちすぎると乾燥して乾いてきます。
時間が過ぎたパックは、剥がす時に肌に負担をかけ、ニキビは破れたりする恐れもあります。
また、パックの放置時間の間に『髪の毛をドライヤーで乾かす』という場合もドライヤーの風でパックを乾かさないように注意してください。
パックの美容成分は角質層までしか浸透しません。
そのため、放置時間が長ければ長いほど良いというわけではありませんので使用方法の時間を目安にしましょう。
パックの種類によっては、シートタイプのように毎日使えるもの、泥パックや炭酸パックのように週に2〜3回の使用に分かれます。
泥パックや炭酸パックには毛穴の汚れを落とすという役割もあるので、毎日使うと逆に肌を痛めることもあります。
使用目安を守って使いましょう。
ニキビにはどのパックを選べば良い?
ニキビができている時はパック選びも慎重に。
どんなパックを選べば良いのか選ぶ際の参考にしてみてください。
泥(クレイ)パック
スキンケアで使用される泥は粒子が毛穴よりも非常に小さいので、汚れを吸着してキレイに落としてくれます。
また泥は自然界に存在し、ミネラルをたっぷりと含んでいるので刺激が少なく肌にやさしいのが特徴です。
泥パックを使った後の肌はくすみがとれ、1トーン明るくなったりと良いことづくめです。
アルコールなど肌に刺激となるような成分が入っていないものを選ぶことが大切です。
炭酸パック
スキンケアやヘアケアで現在ブームの炭酸パックはシートタイプやジェルなどタイプは色々あります。
炭酸ガスにより肌の血行を改善するので、肌のハリがアップします。
血行を促進することにより肌のターンオーバーを整えることにつながります。
肌のターンオーバーを整えることにより、ニキビは治りやすくなり、できにくくなります。
炭酸パックに含まれる成分が無添加だとしても、炭酸ガスの発泡により肌が刺激を感じることもあります。
赤く炎症した赤ニキビや、膿が溜まった黄ニキビがある時には肌の調子を見極めながら使用しましょう。
ニキビ用のシートパック
パックの成分に抗炎症成分、グリチルリチン酸ジカリウムなどが含まれているものがおすすめです。
また、プラセンタやヒアルロン酸など保湿効果が高いパックやビタミンC誘導体入りを選ぶことも大切です。
ニキビの原因が、過剰な皮脂から来ている場合はさっぱりタイプを、乾燥から来ている場合はしっとりタイプを選びましょう。
パックで得られるニキビ対策に有効な効果
パックを使用することはどんなメリットがあるのか、パックの効果を紹介します。
残った角質を落とす
肌にはターンオーバーという新陳代謝機能があります。
肌の表面に、厚さ0.02mmの角質層という薄い層あり、これが約28日周期で入れ替わっていきます。
役目を終えた角質層は通常ならキレイに剥がれ落ちます。
肌に古い角質が上手く剥がれずに残ることを、ターンオーバーが乱れると言います。
残った角質は、様々な肌トラブルを引き起こし、ニキビもその一つです。
泥パックや炭酸パックは残った角質を除去できるものが多いです。
炭酸パックを除くシートパックは、美容成分を浸透させることが目的のものが多いのでパック自体で残った角質を取るものではないことがほとんどです。
毛穴がすっきりキレイに
ターンオーバーの乱れと同じくらいニキビの原因とされるのが、毛穴の詰まりです。
男性なら活発な皮脂、女性ならファンデーションなどの化粧品で毛穴が詰まりやすくなります。
古い角質も毛穴の詰まりを引き起こしたりします。
泥パックや炭酸パックは毛穴の汚れを落としてくれます。
すでにニキビができている箇所のパックはニキビを傷つけてしまうこともあるので気をつけましょう。
高い保湿効果
シートタイプは肌にとどまり、泥パックなどと違い洗い流さないので保湿効果が高いです。
パックと同じように美容成分を手で肌に浸透させるには時間がかかるので、パックは手軽で確実です。
シートパックには目や口の部分が切りかかれているので、肌をカバーできていない部分は手で浸透させましょう。
プラセンタやヒアルロン酸やビタミンC誘導体入りなどのパックがおすすめです。
パックの前に肌をキレイにする
せっかくパックをするなら一番効果を得たいですよね。
パックの前は肌をキレイに洗顔しておくということが使用方法にも明記されています。
パックの前の洗顔からすでにニキビ対策は始まっています。
ポイントは、いかに肌を傷つけずにやさしく汚れを落とすかということです。
パック前の洗顔もニキビ対策専用がおすすめです。
私が使っているのは、『ノンエー』というニキビに悩む方向けのスキンケアです。
余分な成分が一切入っていないので肌にやさしく、それなのに汚れはしっかりと落としてくれます。
キメの細かな泡が汚れを吸着するので、擦ったりしなくてよく、泡を滑らせるだけです。
しかも、洗顔後は肌にうるおいが残ります。
『ヒアルロン酸』や『リピジュア』など保湿効果に優れた成分が、洗顔直後からの肌の乾燥さえも防ぎます。
うるおいをキープしたままパックに移行できます!
パックの効果を100%引き出せるスキンケアがノンエーです。
パック前の洗顔をぜひノンエーで行なってみてください。
まとめ
パックの種類は様々あるので、その時の肌の状態に合わせて選ぶことが大切です。
「オールインワン」や「これだけ」といった文言だけで選ぶのではなく、成分から選んでみましょう。
パックの使用方法は記載されている方法が一番効果を発揮できます。
特に使用時間や使用間隔は守って正しいスキンケアを行いましょう。