ニキビは治ったのにシミが！必要な対策とは？

ニキビは治ったのにニキビができたところにシミが。。。
せっかくニキビが治ってもこれでは気分も落ち込みますよね。

女性なら化粧で目立たなくすることはできますが、男性は化粧をしないので余計目立ってしまいます。

ニキビができないようにするのが一番ですが、気をつけていてもできてしまうのがニキビです。
ニキビができてもシミにならないように気をつける、またシミができても薄くなる対策の方法をまとめました。

ニキビのシミの種類

ニキビのシミにはいくつか種類があります。
またそれぞれのシミには特徴もあります。

赤々としたまるでまだニキビが炎症中のような『赤色のシミ』

赤いシミよりも色がくすんで見える『茶色のシミ』

うっ血したような『紫色のシミ』

でこぼこ跡のクレーター状でなければ、上記3つのシミは十分にケアで薄くすることができます。
場合によってはまったく目立たなくなりますよ〜！

赤色のシミの原因

赤色のシミになる原因は、ニキビの炎症によって毛細血管が破壊され肌の内部で出血が起きています。

ニキビはすでに治っていますが、炎症のみが残っていて肌の表面から透けるので赤く見えます。

ニキビの炎症が長引くと肌の内部では肌が傷ついていてニキビが治った跡も赤みが残ってしまいます。

茶色のシミの原因

ニキビの茶色のシミはニキビにより肌が弱ったところに紫外線等のダメージがあったからです。

紫外線を受けると紫外線から肌の細胞核を守るために、肌の奥・メラノサイトで「メラニン」と呼ばれる物質を作ります。

メラニン＝紫外線から肌を守るためのものです。

健康な肌でも長時間の紫外線をあびるとメラニンによりシミができてしまいますが、ニキビがある肌は健康な肌よりも外部からの刺激に敏感になっています。

メラニンは紫外線から肌を守るためには必要なものなので悪いものでは決してありません。
しかしこのメラニンが肌にとどまってしまうとシミの原因になってしまいます。

茶色のシミにしないために普段からUVケアをして紫外線に気をつけるようにしましょう。
紫外線は健康な肌でもダメージを与えてしまい、ニキビができている時はよりダメージを与えてしまうため紫外線対策は常に行いましょう。

紫色のシミの原因

紫色にうっ血したようなシミは、ニキビを潰した時など肌にダメージがあった時にできます。

肌は、表面より表皮⇨真皮⇨皮下組織という順番の構造になっています。

ニキビを潰した時に表皮の下の真皮まで傷つけてしまうと紫色にうっ血したようなニキビのシミになります。

紫色のシミは肌の奥で色素沈着しているので他のシミに比べて薄くなるのに時間がかかります。

できてしまったシミの対策

赤色のシミも茶色のシミも紫色のシミもできてしまった後の対策としては、肌のターンオーバーを正常化にすることです。
普段私たちが寝ている間に肌の奥で新しい肌が生まれて、約28日の周期で生まれ変わるようになっています。

この作用をターンオーバーといいます。
ターンオーバーの約28日のサイクルが乱れると、肌の新陳代謝がうまくいっていないことになります。

そのため、シミがいつまでたっても肌に残ったままとなります。
ということは、ターンオーバーが正常なサイクルで行われていれば肌のシミは徐々に薄くなります。

赤色のシミの場合は、ビタミンC誘導体入りのスキンケアを使うことでビタミンCにより肌の修復が促されるという効果があります。

茶色、紫色のシミの場合は、レチノールというビタミンAの作用で肌の新陳代謝を活発にするもの入ったスキンケアを使うことも効果的です。

しかし、どちらもターンオーバーの正常化にはかないませんのでまずはターンオーバーを正常化することを一番に行ってください。

ターンオーバーを正常化するには

ターンオーバーが乱れるには、食事や睡眠、ストレス、スキンケアなど様々な原因があります。

ターンオーバーが正常な肌というのは肌トラブル知らずの肌ということです。
ターンオーバーを正常にするには、バランスの良い食事であったり質の良い睡眠など気をつけることは多いですができることから始めることが一番の近道です。

ニキビの跡をシミにしないために必要なこと

ニキビの跡をシミにしないために必要なことをまとめてみました。

この中ではターンオーバーを正常にすることが月単位で時間がかかるので大変なことです。
その他は明日からでもできることですので実践してみてくださいね！

まとめ

ニキビのシミの原因と対策をまとめてみました。

できてしまったニキビのシミの一番の対策はターンオーバーを正常にすることです。

どんなに高価なスキンケアよりも人間が本来持っている肌の再生力が一番効果があるのです。

ターンオーバーが正常ということは規則正しい生活ができているということにもなりますのでニキビのない、シミもないすっぴんで綺麗な肌を目指しましょう。