赤く腫れてぽっこり盛り上がったニキビは痛いし目立つので1日でも早く治したいですよね。
赤く腫れるまで悪化してしまったニキビを抑えるにはどうすれば良いのか?
ニキビが腫れる原因と、対策を紹介します。
早めに治して、ニキビ跡の無いキレイな素肌をキープしましょう!
目次
赤く腫れたニキビってどんな状態?
ニキビには症状によって種類があり、毛穴が詰まった状態からニキビの始まりです。
毛穴が詰まった状態が長く続き、ニキビの原因と言われるアクネ菌や雑菌が詰まった毛穴の中で増殖し、肌を炎症させます。
赤く腫れたニキビのことを、『赤ニキビ』と呼び、赤ニキビはニキビの症状が進行した状態です。
炎症によって赤く腫れて痛みも発生し目立つようにもなります。
この状態の時、肌の内側では自然治癒力により炎症を抑えようと働きかけています。
赤く腫れたニキビの治し方
できることは多くはありませんが、早めの行動がおすすめです!
病院に行く
赤く腫れたニキビはすでに肌がダメージを受けている状態です。
できる限り早く炎症を抑えないと、炎症が治まってもニキビ跡になるリスクが高まります。
病院に行ける時間がある人は、セルフケアをしていて腫れが悪化してしまうのを避けましょう。
皮膚科を受診することによって、ニキビの状態をしっかりと見極めて適切な治療薬を処方してくれます。
ニキビ治療の市販薬は医師の処方箋がなくても購入できるので有効成分の量が抑えられています。
ニキビが腫れが強くなると、市販薬では効果が期待できないこともしばしばです。
病院なら医師が処方するので、適切な薬量を手に入れられ市販薬よりも効果が期待できます。
さらに、ニキビ対策について適切なアドバイスがもらえることもあります。
病院に行くことは最もベストな選択です!
自然に治るまで待つ
自然に治るまで待つというのは、本来ニキビは自然に治癒して行くものです。
誰もが持っている自然治癒力ですが、ニキビは普段の生活の中で刺激を与えてしまい腫れがひどくなることあるので注意しましょう。
肌の内側、外側からニキビが悪化しないように気をつける必要があります。
食事で体の内側からサポート
ニキビができている時は、肌の内側は細胞レベルで炎症を抑えるために闘っています。
バランスのとれた食事により、細胞の活動をサポートしてあげる必要があります。
タンパク質を中心にビタミンB2、ビタミンB6、ビタミンCをしっかり摂取しましょう。
炭水化物や脂質は摂取量を抑えましょう。
特に脂質は皮脂の過剰な分泌にもつながります。
ニキビが腫れている時は、香辛料が多く含まれた辛い食べ物や刺激が強い食べ物も控えましょう。
野菜中心に食事を摂ることにより、カロリーが抑えられ食物繊維も摂ることができますよ。
食事から栄養を摂ることが望ましいですが、食事からだけでは足りない場合はサプリメントを併用しましょう。
ニキビ専用のスキンケアで外側からニキビケア
ニキビが腫れている時でも日々のスキンケアは必要です。
スキンケアは肌に刺激を与えることが無い低刺激のものを使いましょう。
ニキビが腫れている時にはニキビに触れない方がいいので洗顔は泡立ちが良いものを選ぶこともポイントです。
私が普段使っているのは、ニキビ専用の洗顔石鹸『ノンエー』というスキンケアです。
ニキビ専用というだけあって、ニキビを予防する石鹸というだけではありません。
ニキビに刺激を与えず、泡立ちが豊富なので手がニキビに触れることなくやさしく洗うことができます。
洗い上がりも『ヒアルロン酸』や『リピジュア』といった保湿成分が含まれているのでしっとりとします。
ニキビ予防にも、ニキビができてしまった時でもおすすめできるスキンケアです。
今使っているスキンケアに満足できていない人はぜひ一度使ってみてください。
適切な水分摂取
水分不足は血液がドロドロ、体内での循環が悪くなりニキビが腫れが長引く原因になることも。
適切な水分摂取で、体内の水分コントロールを整えましょう。
水分を摂取する時は、清涼飲料水などの砂糖が大量に含まれたものは控えましょう。
コーヒーもブラックか微糖まで。
なるべく、冷たすぎないものを飲みましょう。
赤く腫れたニキビの一時的な処置
赤く腫れたニキビが痛くてガマンできないという場合は、冷やすことにより一時的に腫れを抑えることができます。
冷やすことにより感覚が鈍くなり、細胞も活動が落ちるので腫れが引いてきます。
冷やすことは一時的な処置なので冷やしすぎると、血行不良となりニキビが治るのも遅れてしまいます。
あくまでも短時間で、腫れが引いてきたら冷やすのをやめましょう。
ニキビを赤く腫れさせないポイント
ニキビを腫れさせない=悪化させないポイントは具体的にどんなことに気をつければ良いのかを紹介します。
触らない、潰さない
赤く腫れたニキビの芯を取り出そうと触ったり、潰そうとしたりすると腫れがひどくなったりニキビも悪化してしまいます。
潰そうとした時に肌に不均一な力が加わるので、肌を痛めニキビ跡になることもあります。
ニキビ跡はでこぼこしたクレーター状になることもあります。
クレーター状のニキビ跡はセルフケアでは治らないと思っておいてください。
潰した時に雑菌がニキビに入り込み、ニキビがさらにひどくなることもあります。
ニキビを潰しても良いのは赤ニキビの後に膿が溜まる黄ニキビになってから、そして潰すのは病院で医師の処置に任せましょう。
紫外線対策をする
紫外線は健康な肌でも浴びすぎると有害です。
ニキビが紫外線を浴びると、悪化につながったり、ニキビ跡の原因にも。
ニキビがある時は、刺激の少ないUVクリームを選び、塗る時はベタベタ触らないように手早く塗りましょう。
赤く腫れたニキビがいつまでも治らない時は
ニキビの完治までの期間は人それぞれですが、いつまでも治らない時はニキビではない可能性があります。
『粉瘤:ふんりゅう』というニキビに似た別の皮膚疾患いつまでたっても治りません。
粉瘤は病院に行って処置をしてもらわないといけないので、もしニキビがいつまでも治らない時には粉瘤を疑い病院に行きましょう。
まとめ
ニキビが赤く腫れる原因と対策を紹介しました。
赤く腫れたニキビは早く対策をすることが最善です。
そのためには病院に行くこともためらわないでください。
「ニキビで病院なんて大げさ」と思う人もいるかしれません。
しかし、ニキビは尋常性ざ瘡という立派な皮膚の疾患です。
『風邪を引いたら病院に行く、ニキビができたら病院に行く』
積極的に病院に行ってニキビは早めに治しましょう!
もちろんニキビができない生活習慣、スキンケアを心がけニキビの無い美肌を目指しましょう。