ニキビの中でも気分が落ち込む赤ニキビ。
炎症により赤く目立つし、肌もボコついて痛みもあって対処に困りますよね。
早めに対処して、ニキビは小さな内に治してしまいましょう。
目次
赤ニキビにまでなってしまう要因とは
ニキビと自分自身が認識するのは、大抵赤ニキビにまでなってからです。
赤ニキビまでにニキビが進行するのにはいくつかの段階を踏まなければなりません。
ニキビは、最初は白ニキビや黒ニキビなどの毛穴が詰まりから始まります。
毛穴が詰まるだけでは、ニキビはニキビでもダメージはほとんどありません。
毛穴が詰まった状態が続くのが悪いのです。
白ニキビや黒ニキビで詰まった毛穴の中で、アクネ菌が増殖します。
アクネ菌はニキビの原因になる菌ですが、普段から私たちの肌に存在している常在菌と言われる菌です。
アクネ菌は酸素が嫌いなので詰まった毛穴の中というのは絶好の環境なのです。
毛穴には皮脂を分泌する、皮脂腺がつながっています。
アクネ菌はその皮脂をエサにします。
詰まった毛穴の中で酸素から遮断され、皮脂という豊富なエサがある環境で爆発的に増殖します。
その増殖したアクネ菌が炎症を引き起こし、赤く目立つ赤ニキビが出来上がります。
赤ニキビになった時の対処の仕方は?
赤ニキビはすでに炎症がひどくなっている状態です。
対処の仕方を間違えたり、炎症が進むと膿が溜まる黄ニキビになります。
大前提ですが、必要以上に触らない、これがなによりも大切です。
赤ニキビや黄ニキビは肌の真皮層と呼ばれる部分にまで炎症してしまっているのでニキビ跡のリスクも高まります。
赤ニキビでも症状を進行させない、早めに治すために行動することが重要です。
赤ニキビまで症状が進行した場合には以下に注意してみてくださいね。
清潔に保つ
ニキビができるの理由の一つに肌が不衛生になっている可能性があります。
皮脂や汗、雑菌を洗顔などで清潔に保たなければいけません。
スキンケアにもポイントがあります。
正しいスキンケアをしないとニキビに刺激を与えてしまい悪化の要因となるからです。
正しいスキンケアとは、刺激の少ない洗顔料を使い、指でではなく泡でやさしく洗うことです。
保湿をする
皮膚の乾燥も皮脂が余分に分泌されるのでニキビの悪化の要因です。
スキンケア時の保湿不足やエアコンなどの風から皮膚を守るためにも保湿は大切です。
紫外線対策をする
赤ニキビができた肌は通常の状態よりもかなり弱っています。
紫外線により細胞が壊されたり、乾燥したりと与えるダメージは深刻です。
紫外線は弱った肌にはさらに負担となり赤ニキビを悪化させます。
赤ニキビをさらに悪化させないために紫外線を避けるか、UVクリームで保護しましょう。
市販のニキビ用クリームを塗る
ドラッグストアなどで販売されているニキビ用のクリームも効果があります。
白ニキビや黒ニキビといった毛穴が詰まるだけの初期段階の時は効果がありませんが、炎症した赤ニキビには効果があります。
殺菌成分や消炎成分が配合されているので、洗顔後などの清潔な肌に記載されている用法と容量を守って使用しましょう。
市販されているものは含まれている成分に大きな差はないので使用感が良いものを選ぶと良いでしょう。
食事に気を使う
赤ニキビまで進行したニキビをさらに炎症させないために食事の面からも気を使いましょう。
特に脂質が多い肉や天ぷらやフライなどの油を多く使ってある食品は皮脂の過剰分泌になるので避けましょう。
皮膚の健康にはビタミン、肌を作るにはタンパク質の摂取が重要です。
アルコールはニキビを悪化させる要因にもなりますので赤ニキビができた時は控えた方がいいでしょう。
ターンオーバーを整える
皮膚科を受診する
自分自身で行うケア(セルフケア)で赤ニキビが治らない、悪化する時には皮膚科を受診するのも方法の一つです。
ニキビは皮膚の疾患の一つです。
皮膚科を受診して適切な診療を受けることで早く治すことができます。
赤ニキビに刺激を与えないスキンケア
まとめ
赤ニキビの原因と対処の仕方を紹介しました。
赤ニキビまでニキビが悪化すると、治すのにも苦労します。
赤ニキビまで症状を進行させないように普段の生活習慣をスキンケアから少しずつ改善していきましょう。
普段タバコを吸われる方は、タバコを吸うことによって体内のビタミンCが大量に消費されてしまいます。
ビタミンCは肌のハリに必要な栄養素です。
嗜好品なので完全にやめるということは難しいと思いますが、赤ニキビができたときは本数を減らすなど改善をしてみてください。