ニキビの跡は通常、クレーター状の陥没か、色素が沈着したシミがほとんどです。
しかし、稀にニキビができた箇所がぽっこりと盛り上がってしまいます。
肌の表面がケロイド状の模様がないツルツルした状態です。
見た目も良くないのでケロイド状にならないように一緒に気をつけましょう!
目次
ニキビの跡がケロイド状になるのはなぜ?
ニキビの跡がケロイド状になってしまうのは、ニキビができた時の状態にあります。
ニキビがひどく炎症し肌内部の真皮と呼ばれる部分が傷つき、再生しようとした時に過剰に再生してしまい盛り上がってケロイド状となってしまいます。
ケロイドの内部はコラーゲンが過剰に産出され重なってできたものです。
ニキビが悪化し炎症した状態が長く続くとケロイドになるリスクが高まります。
ケロイドはニキビができた範囲を超えて大きくなるので、ニキビよりも大きくなり目立ちます。
ケロイドと言えばやけどの跡にできるものと思われがちですが、ニキビ、ピアス、外傷(ケガ)など皮膚に損傷が起きた時はできる可能性があります。
ケロイドの症状
ケロイドはの症状は人にもよりますが、かゆみや赤み、皮膚が引っ張られるような感覚になる方もいます。
可動範囲にケロイドが及ぶことによって違和感を感じたり、動かしにくいといった影響が出てしまいます。
ニキビの跡がケロイド状になりやすい・なりにくいはある?
人によってケロイドになりやすい体質の方もいます。
アレルギー体質の方はニキビの跡がケロイド状になりやすい傾向にあります。
また、肌が炎症しやすい人もケロイドになりやすいと言われています。
そういった体質、肌質の方はニキビができた時は余計に気をつける必要があります。
ニキビの跡をケロイドにしないために必要なこと
ニキビの跡をケロイドにしないために必要なことは、ニキビを悪化させないことです。
しかし、ニキビができないような生活習慣、スキンケアをしていてもニキビはできてしまうことがあります。
大切なのは、できてしまったニキビは悪化させないようにケアをしていくことです。
具体的には、ニキビに刺激を与えずに治すことです。
正しいスキンケアをすることでニキビの悪化は防げます。
正しいスキンケアとは、ニキビ専用のスキンケアを使用することです。
ニキビ専用のスキンケアなら、ニキビケアに特化した成分が入っています。
そのため、ニキビが悪化することがないのでニキビ跡がケロイドになってしまうのを防ぐことができます。
普段の生活でもニキビを悪化させるような、糖質、脂質の多い食事ではなく野菜を中心としたビタミン、たんぱく質をバランスよく摂りましょう。
ケロイドを治すには
ニキビ跡のケロイドは自然ではほぼ治りません。
子供の頃のケロイドがなにもしないまま大人になってもそのままという人もいます。
ケロイドを治すためには、病院での外科的切除や外用療法、局所にステロイド注射などを行います。
外科的切除では、縫ったところが目立たないような特殊な縫い方をされるので目立たないような配慮をしてくれます。
かゆみの抑制のために内服薬が処方されることもあります。
ケロイドの状態や数、場所により治療の方法が変わります。
まずは、お住いの近くでケロイドを診察してくれる病院で診てもらいましょう。
また、ケロイドには肥厚性瘢痕(ひこうせいはんこん)と呼ばれる似たような病気もあります。
ケロイドとの違いはケロイドは傷の範囲を超えて皮膚が盛り上がる症状が見られますが、肥厚性瘢痕はその傷の部分に症状が見られます。
ケロイドは放置しておくと悪化することがあります。
似たような病気もあるので、個人で判断してしまうよりも早めに医師に診察してもらうことが大切です。
ニキビの発生、悪化を防いで新たなケロイドを防ぐ
ニキビ対策専用のスキンケアの『ノンエー』はニキビを予防し、ニキビの悪化を防ぐスキンケアです。
泡立ちがいいので肌と指の摩擦で擦れることを防ぐのでやさしく洗うことができます。
まとめ
ニキビの跡がケロイド上になってしまう原因と、ケロイドについて紹介しました。
顔や露出する箇所のケロイドは目立って審美的にも気になり精神的な負担となってしまいます。
ニキビができても悪化させないようにすることでケロイドの発生を防ぐことができます。
ニキビができない生活習慣、スキンケア、ニキビができても焦らず悪化させないようにしましょう。
もしケロイドが出来てしまっても、医師に相談して適切な処置を受けましょう。