肥満はニキビの原因になるからと、頑張ってダイエットを行った結果、肌荒れがひどい。。。
これではなんのためにダイエットを頑張っているのかわからなくなりますよね。
ダイエットでニキビができてしまうのは、それなりの原因があります。
原因がわかればそれを回避するようにダイエットすれば、痩せることとニキビなどの肌荒れも同時に克服できます。
無理のないダイエットで、『キレイに痩せる』を実践しましょう!
目次
ダイエットがニキビの原因になるのはなぜ
ダイエット中の食事制限で必要な栄養素が足りずニキビの原因になる
ダイエットで食事制限は最も取り組みやすく実践する人も多いでしょう。
肥満は食べ過ぎているということは事実です。
しかも食事制限はダイエットの結果が見えやすく1ヶ月で数Kgならすぐに達成できてしまいます。
食事制限で最も心配なのが、『体に必要な栄養素が足りていない状態になっていないか?』ということです。
腹持ちが良くカロリーの低い特定の食品ばかりを食べたり、食事そのものを抜いたりすることで人が一日に必要な栄養素が摂れていないことがあります。
人の体は生命の維持に必要な部分に優先的に栄養が回り、皮膚や髪、ツメなどは後回しになります。
いきなり心臓や腎臓など、内臓が活動を止めるわけにはいかないのである意味当たり前のことですね。
後回しにされた肌は栄養が足りないので、ニキビなどが起きやすくなります。
栄養が足りないということは肌の新陳代謝も正常に行われなくなり、ターンオーバーが乱れます。
肌が全体的にくすんでハリやツヤもなくなり老けて見えてしまうことにも。
ダイエット中のストレスがニキビの原因になる
「食べたいのに食べれない」
これはものすごく体にストレスを与えてしまいます。
ストレスは肥満とはまた違ったニキビの原因の一つです。
体内のホルモンバランスを崩したり、睡眠障害、胃腸の調子を落としたり、これらはすべてニキビにつながります。
しかも、『ストレスでニキビ➡︎ニキビがストレス➡︎さらにニキビ』という悪循環に陥ります。
血糖値の急上昇が肥満とニキビの原因
通常食事を摂れば、すい臓からインスリンが分泌され血糖値が下がります。
しかし、食事を抜いたりしてダイエットを行うと、抜いた後の食事では血糖値が急上昇します。
この時、インスリンが過剰に分泌されてしまい結果として糖分が脂肪として蓄えられてしまいます。
つまり、食事制限をしたにもかかわらず脂肪が増えてしまいます。
ダイエットにも失敗しやすく、肥満はニキビの原因は変わらないのでニキビにも悩むことになります。
屋外のランニングがニキビの原因
ダイエットでランニングなどの有酸素運動を行うのはとても効果的なことです。
しかし、まだ太陽が出ている日中のランニングでは紫外線対策をしていないとニキビのリスクが高まります。
すでにニキビができているところに紫外線を浴びると、ニキビが悪化したりニキビ跡になったりします。
ダイエットを始めた時の一時的な好転反応
ダイエットを始めると一時的に好転反応という現象によりニキビなどの肌荒れが起きることがあります。
これは、体の中の毒素が排出される過程で起こるものです。
通常、好転反応での肌荒れは一時的なもので徐々に改善されていきます。
健康的なダイエットを行なっているのにもかかわらずニキビができる場合は、好転反応によるものの可能性が高いです。
しばらく様子を見て、ニキビが改善されないようならダイエットの方法を見直してみましょう。
糖質制限ダイエットがおすすめできない理由
最近のダイエットのブームは糖質制限ダイエットです。
ご飯やパンなどの炭水化物を抜くことで糖質の摂取を抑えることができます。
効果がすぐに出やすいのでブームとなっているのですが、ダイエットの面でも、ニキビを防ぐ面でもおすすめできません。
そもそも、糖質は肥満につながるという悪いところだけがクローズアップされています。
しかし、実際には私たちが活動を行う際にエネルギーとして使われる重要な栄養素です。
糖質を制限することで体は別の栄養素からエネルギーを得ようとします。
糖質制限ダイエットではご飯やパンを減らし、お肉や魚からタンパク質を多めに摂るようになります。
タンパク質は皮膚にとって必要な栄養素で、積極的に摂ることは推奨されます。
しかし、糖質が制限された体ではタンパク質をエネルギーとして消費します。
肌に回るべきタンパク質が回らなくなることで肌荒れを起こしニキビなどができてしまいます。
しかも、糖質に比べてタンパク質の消化は胃腸に負担がかかります。
腸内環境が悪化するので、糖質制限ダイエットは肌に良くないのです。
無理なくダイエットとニキビ予防を両立するには
ダイエットとニキビ予防を両立するには、管理が重要です。
例えば、自分が食べている食事のカロリーと消費しているカロリーで食事からのカロリーが優っていてはいつまでたっても痩せません。
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基礎代謝がわかったら、まずは食事からのカロリーが基礎代謝+日中の消費カロリーをオーバーしないようにしましょう。
そして、栄養素は、炭水化物、タンパク質、脂肪、ビタミン、食物繊維の5大栄養素をバランスよく摂るようにしましょう。
糖質を過度に制限するのではなく、少なめにしタンパク質や食物繊維で補いましょう。
ラーメンやパンなど糖質OFFの食品も増えてきており、味はほとんど変わらず、カロリーが低いのでそういった低糖質食品を選ぶのも良いでしょう。
ご飯も玄米や雑穀など白米ではなくブレンドされたご飯を選びましょう。
タンパク質は牛肉や豚肉よりも脂質が少ない鶏肉や魚からがおすすめです。
豆類や海藻類、野菜を食べことによりビタミン、ミネラル、食物繊維を摂ることができます。
我慢をすることだけがダイエットではないので、1週間に1度は好きなものを食べる、体を動かすなどストレスを溜め込まないようにしましょう。
ダイエットで屋外でランニングする時には、日中は紫外線対策をしっかりと行うか、日が落ちてからランニングを行いましょう。
ダイエット中もスキンケアは怠らず
ダイエット中は肌がいつもと違う状態なのでスキンケアには十分に注意しましょう。
洗顔は肌に余計な刺激を与えず、やさしく洗うようにしましょう。
そして、ニキビ予防にはニキビ専用のスキンケアを使うのがおすすめです。
私が使っているのは、ニキビ専用洗顔石鹸『ノンエー』です。
ノンエーなら肌に刺激となるような成分は使っていないので誰でもやさしく洗い上げることができます。
一度モチモチの泡で洗うとやみつきになりますよ。
ノンエーには、『ヒアルロン酸』、『リピジュア』、『ローヤルゼリー』といった保湿成分がたくさん入っています。
洗顔後もしっとり肌が続くので、今まで使っていた洗顔料で肌がつっぱっていたという方には最適です。
ダイエット中のデリケートな状態におすすめのスキンケアです。
ぜひ一度使ってみてくださいね。
ダイエットとニキビのまとめ
ダイエットとニキビの関係を紹介しました。
急激なダイエットは体に負担をかけてしまいニキビの原因になります。
しかも、リバウンドもしやすくなります。
ダイエットの結果はすぐに求めたくなる気持ちはわかりますが、期間をかけて無理なく行いましょう。
じっくり筋肉をつけながら健康的に痩せることによりニキビができにくい健康な体を手に入れることができます。