日本人の主食でもある白米。

毎日食べても飽きない白米は、ついつい食べ過ぎてしまうこともありますよね。

小さい頃から食してきた白米ですが、思春期以降はニキビの原因になることもあります。

 

今回は、私たちの主食『白米』がニキビとどう関係あるのかを紹介します。
白米を玄米、発芽玄米に変えることでどんなメリットがあるのかも紹介します!

 

白米がニキビの原因と言われる理由とは?

 

白米がニキビの原因と言われる一番の理由は、炭水化物であるためです。

炭水化物は、タンパク質、脂質とともに三大栄養素とも言われるものなので体にとっては必須の栄養素です。

ではなぜ白米がニキビの原因と言われるのか、以下の理由があげられます。

皮脂の分泌量が増える

炭水化物である白米を毎日適量食べているだけなら問題ありません。

しかし、白米を食べ過ぎてしまうとよくありません。

新米の時期やおかずが美味しいと、白米も箸がすすみつい食べ過ぎてしまうことってありますよね。

 

白米を食べすぎると体の中でどういう状態になるのかというと、白米=糖質は分解される際にビタミンB群を消費します。

このビタミンB群は肌の健康に欠かすことのできないもので、ニキビ治療の錠剤などもビタミンB群が主剤です。

 

ビタミンB群には皮脂の分泌量をコントロールするという役割もあります。

貴重なビタミンB群を食べ過ぎた糖質の分解に消費するということは、肌の健康を後回しにしていることになります。

 

また、白米は高GI食品と言われ食べると血糖値が急上昇します。

血糖値が急上昇すると、インスリンというホルモンが分泌されこのインスリンは皮脂腺を刺激します。

ビタミンB群が消費され、インスリンが分泌されることで皮脂の分泌量が増えニキビの原因になるということです。

 

ターンオーバーが乱れる

ビタミンB群の中でも、ビタミンB6には肌のターンオーバーを整える作用があります。

人はターンオーバーにより古い角質が剥がれて新しい角質へと変わっていきます。

 

ターンオーバーが乱れるというのは、この角質の交換サイクルが上手く機能しなくなるということです。

そのため、古い角質が残ってしまい毛穴が詰まりニキビの原因となってしまいます。

また、肌がゴワゴワした感触になったりくすんで見えたりするので印象にも影響を与えます。

 

 

白米の摂取目安量はどのくらい?

 

では白米はどのくらい食べれば適量なのかというと、一食で普通盛り150gか小盛りの100gを目安にしましょう。

成人男性では少なく感じるかもしれませんが、少ない量で満腹感を得るために急いで食べずによく噛んで食べることが大切です。

 

よく噛んで食べることにより満腹感が得られるだけでなく、消化もよくなります。

胃腸にかかる負担も軽減され、食べた食物の栄養も吸収されやすくなります。

 

野菜を多く摂取することにより、白米やおかずを多く食べなくてもお腹いっぱいになります。

白米の摂取量を気にすることも大切ですが、タンパク質、脂質、ビタミン、食物繊維とのバランスも重要です。

 

白米を食べるのをやめたらどうなる?

 

白米が炭水化物の原因になるなら、炭水化物を摂取しないで良いと考えるとそれは間違いです。

最近では糖質オフダイエットなど、炭水化物を極端に減らす人もいますがおすすめしません。

 

ダイエット効果は一時的なもので、すぐにリバウンドし肌の調子も落としてしまいます。

炭水化物は三大栄養素と言われるだけあって体にとっては必要なもので、極端に減らすと大きな弊害があります。

 

炭水化物は重要なエネルギー源

炭水化物は私たちの体の中でエネルギー源として重要な役割があります。

体を動かす時に筋肉を使いますが、炭水化物をエネルギーとしています。

また、脳にとっても炭水化物(ブドウ糖)は欠かすことのできないため、不足してしまうと判断力が鈍くなったりします。

 

便秘になる

白米には難消化性でんぷんが含まれています。

難消化性でんぷんは大腸まで消化されずに運ばれて食物繊維と同等の働きをしてくれます。

白米自体にも食物繊維が含まれています。

 

白米をやめた後に食物繊維がしっかりと摂れていれば良いのですがそうでない場合は便秘になることがあります。

便秘は腸内環境を悪くし、ニキビなどの肌荒れの原因となります。

 

 

体力が低下し疲れやすくなる

炭水化物は摂取すると素早くエネルギーになります。

炭水化物(糖質)は1gあたり4kcalのエネルギーとなります。

その炭水化物を制限すると体は順応するまでに時間を要します。

 

通常なら体内の糖質はブドウ糖として血中に、グリコーゲンとして肝臓などに蓄えられて必要な時に使われます。

グリコーゲンを使いきってしまうと、いつもより疲れやすくなり疲労感も感じやすくなります。

 

白米よりも玄米、発芽玄米を食べよう!

 

真っ白でツヤツヤな白米はとても美味しいですが、栄養素という面では玄米や発芽玄米に劣ります。

昔の人が飽食の現代よりも貧しい食事なのに元気でいられたのは、玄米など限られたものからしっかりと栄養を摂っていたからです。

 

玄米や発芽玄米が苦手という人は無理に食べることはありませんが、苦手意識のない方はぜひ白米を玄米や発芽玄米に変えてみましょう。

ビタミンやミネラルなどが豊富に含まれているので、同じカロリーでも多くの栄養を摂ることができます。

白米よりも食感が良いとは言えませんが、その分よく噛んで食べるようになるので消化の面でもとても良いと言えます。

 

白米は玄米から胚芽とぬか層を取り除いたものです。

実はこの胚芽とぬか層に栄養がたくさん詰まっていますが、普段私たちは精米されたお米を食べています。

 

玄米には白米よりも、食物繊維ビタミンB1が豊富に含まれています。

白米より脂質などは増えてしまいますが、総じて玄米の方が栄養面で優れているので完全栄養食とも言われます。

 

発芽玄米は玄米をわずかに発芽させたものです。

発芽玄米には、ストレス軽減作用があるとされるGABA(ギャバ)が白米よりも約10倍含まれているとされています。

食物繊維は玄米と同様に、カリウムやマグネシウムなどのミネラルも豊富に含まれています。

 

栄養素 白米 玄米 発芽玄米 はい芽米
エネルギー(kcal) 358 353 356 357
タンパク質(g) 6.1 6.8 6.5 6.5
脂質(g) 0.9 2.7 3.3 2.0
炭水化物(g) 77.6 74.3 74.3 75.8
食物繊維総量(g) 0.5 3.0 3.1 1.3
ナトリウム(mg) 1 1 3 1
カリウム(mg) 89 230 160 150
カルシウム(mg) 5 9 13 7
マグネシウム(mg) 23 110 120 51
リン(mg) 95 290 280 150
鉄(mg) 0.8 2.1 1.0 0.9
亜鉛(mg) 1.4 1.8 1.9 1.6
銅(mg) 0.22 0.27 0.23 0.22
マンガン(mg) 0.81 2.06 2.07 1.54
ビタミンE(mg) 0.1 1.4 1.5 1
ビタミンB1(mg) 0.08 0.41 0.35 0.23
ビタミンB2(mg) 0.02 0.04 0.02 0.03
ナイアシン(mg) 1.2 6.3 4.9 3.1
ビタミンB6 0.12 0.45 0.34 0.22

出典:日本食品標準成分表2015年版(七訂)より抜粋

 

食事と同じくスキンケアも大切

 

バランスの良い食事を心がけることはもちろんですが、ニキビ予防には同じようにスキンケアも大切です。

食事は体の内側からキレイを作るものに対し、スキンケアは外側からのキレイを作っていくものです。

 

どちらが欠けてもニキビ予防という効果は望めません。

スキンケアに必要なことは、ニキビ専用のものを使うことです。

 

私は今までたくさんのスキンケア商品を使用してきました。

その中で、ニキビ予防に一番効果があったのが、ニキビ専用洗顔石鹸ノンエーです。

 

ノンエーを使ってすぐに感じたことが、泡立ちがとにかくすごいことと肌がうるおうということです。

泡立ちが良いので肌を傷つけることなく洗え、さらに洗顔なのに洗い上がりがつっぱらずしっとりとします。

 

このしっとり感を出しているのは、オイルなどではなく、ヒアルロン酸リピジュアローヤルゼリーなどの保湿成分です。

ただ洗うだけの洗顔から、洗いながら保湿もでき肌にもやさしいのがノンエーです。

今までの洗顔料で満足いくものが見つからないという方はぜひ一度ノンエーを使ってみてくださいね。

 

 

まとめ

 

白米がニキビの原因になる理由を紹介しました。

小さい頃から毎日食してきた白米をニキビの原因としないでずっと食べていけるように量を調整しましょう。

炭水化物=悪 と決めつけずに、エネルギーとして必要な栄養素であるため減らし過ぎにも注意しましょう。

玄米、発芽玄米に抵抗がない人はぜひチャレンジしてみてください。

 

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