乾燥が気になるところに活躍する『ヴァセリン』
肌に滑らかさを与えてくれるので冬場などは特に重宝しますすね。
数あるワセリンの中で最も知名度が高いのがヴァセリンです。
ヴァセリンを使うと少なからずベタつきが気になることもあると思います。
このベタつきが逆に肌にとって何か悪影響がないかと思ってしまいます。
ヴァセリンの使い方や注意することはあるのか、ヴァセリンを正しく使いましょう！
目次
そもそもヴァセリンってどんなもの？効果は？
ヴァセリンは石油を精製して作られています。
ヴァセリンを含むワセリンには種類があり、白色ワセリンと黄色ワセリンです。
ヴァセリンは黄色ワセリンになります。
石油を精製する過程で中に含まれる不純物を、精製を繰り返すことにより取り除き質が向上して行きます。
質が高いのは、黄色ワセリンよりも白色ワセリンの方になります。
価格も白色ワセリンの方が高めですね。
肌が弱い人は白色ワセリンを、それ以外の人は黄色ワセリンを使用すると良いでしょう。
また、ヴァセリンにはニキビを直接治せるような成分は入っていません。
ニキビの治療が目的ならば、ヴァセリンは適していないことを知っておきましょう。
ヴァセリンに期待される効果は、肌が保持する水分を蒸発させないよう油分で皮膚の表面に薄い膜を作ります。
肌の水分が保たれるので、バリア機能が落ちず外部からの刺激から守ってくれます。
つまり、ヴァセリンはニキビを治すものではなく、ニキビを予防するために役立つものです。
ヴァセリンが原因でニキビができたり悪化することがある
ヴァセリンが原因でニキビができたり、悪化したりするとすればそれは油分のせいです。
顔の皮脂腺から出る皮脂も含めてニキビの原因であるアクネ菌は油分をエサにします。
肌は通常、皮脂腺から出た皮脂により皮膚の表面に薄く膜を張り乾燥するのを防ぎます。
ニキビの原因と嫌われてしまう皮脂は不要なものではなくむしろ必要なものなのです。
しかし、ヴァセリンなどで過剰に油分があるとニキビができやすくなります。
例えば、ほおは乾燥しているけど他の部分は皮脂の分泌が活発な混合肌とします。
ヴァセリンを顔に満遍なく使うと、すでに皮脂の量が十分な部分にさらに油分が追加されてしまいます。
その結果、毛穴が詰まりやすくなりニキビができてしまいます。
すでにニキビがあればヴァセリンが刺激を与えて悪化してしまうことも。
ヴァセリンを使う時には、乾燥が気になるところだけに使ってくださいね。
ヴァセリンがおすすめできる人、できない人
ヴァセリンをおすすめできるのは、
1. 乾燥肌の人
2. 肌が弱くない人
おすすめできないのは、
1. オイリー肌の人
（混合肌で乾燥している部分に使用する場合を除く）
2. 肌が弱い人
肌が弱い人は、より質が高く不純物の少ない白色ワセリンを使用しましょう。
ヴァセリンは一番使用されている方が多いので多くの人はヴァセリンで十分でしょう。
ヴァセリンの使い方
ヴァセリンの使い方は簡単です。
通常の洗顔、保湿を行なった後に使用します。
乳液を使っている人は、乳液かヴァセリン使うのはどちらかにしましょう。
保湿を行わないでヴァセリンを使用することは意味がありません。
ヴァセリンは、肌の水分を逃がさないために使用するものです。
保湿不足の肌はヴァセリンで水分が補給されるわけでは無いので注意してください。
ヴァセリンを取る量は使う部分が人それぞれなので一概には言えませんが、塗る際は薄く塗っていきましょう。
ベタつきを感じてしまう場合は、塗りすぎです。
ヴァセリンは油分ですので熱により柔らかくなり塗りやすくなります。
使う前に手を軽く温めておくと伸ばしやすくなります。
ニキビがある場合は、避けて使用します。
ヴァセリンを付けたり、指で刺激するとニキビが悪化してしまう原因です。
ヴァセリンの前にするスキンケアが大切
ヴァセリンが必要になるのは肌が乾燥しているからですが、スキンケアから肌の乾燥対策をすることができます。
保湿ができるスキンケアを使用すれば、ヴァセリンを使用しなくても良い、または量を減らすことができます。
私が使用しているスキンケアは、ニキビ専用洗顔石鹸『ノンエー』です。
ノンエーは肌に刺激となるような成分が一切入っていないので肌の弱い人でも使えます。
ヴァセリンが使えないような敏感肌の人でもまったく問題ありません。
ノンエーはさらに洗顔しながら保湿ができる石鹸です。
『ヒアルロン酸』、『リピジュア』、『ローヤルゼリー』といった高保湿成分が洗顔中から肌のうるおいを守ってくれます。
泡を流し終わった後から肌がまったくつっぱらずうるおっているのを実感できます。
ノンエーでヴァセリンを使用しなくても良い肌を作っていきましょう。
今までのスキンケアで満足できていない方はぜひ一度使ってみてくださいね！
まとめ
最後にヴァセリンの注意点を確認しましょう。
1. 乾燥した部分にベタつきを感じない程度に薄くのばして使用する
2. 敏感肌の人はヴァセリンではなく白色ワセリンを使用する
3. 洗顔、保湿を行なった後に使用する
4. ニキビの治療ではなく予防として使用する
5. オイリー肌の人は使用しない
注意点を守って、乾燥から肌を守っていきましょう！
