ニキビにかゆみがあったらついついかいてしまいますよね。
自分ではかいているつもりでなくても、寝ぼけて触ってしまっているかもしれません。
本来ニキビはそんなにかゆみがあるものではなく、あったとしても我慢できるかゆみです。
やってはいけないことも紹介しますので、ついやってしまっていないか確認してみてくださいね。
目次
かゆみが出るのはどのニキビ?
ニキビには、種類があって軽い方から、透明ニキビ➡︎白ニキビ➡︎黒ニキビ➡︎赤ニキビ➡︎黄ニキビの順番です。
不快なかゆみですが、実はかゆみのメカニズムはいまだよくわかっていません。
ニキビの中でかゆみを伴うことがあるとすれば『赤ニキビ』になります。
皮膚に何らかの刺激が加わった時にかゆみが発生します。
赤ニキビになると肌は炎症しているので、かゆみの原因である『ヒスタミン』が皮膚の肥満細胞から分泌されることがあります。
かゆいからといってかいてしまうとヒスタミンがさらに分泌されてかゆみの悪循環が起こってしまいます。
ヒスタミンが神経を刺激し、その刺激が脳まで伝わり『かゆい』と感じるのです。
炎症中のニキビだけでなく、ニキビ跡がかゆみが出ることもあります。
ニキビの炎症がひどく、大きな炎症が落ちついた後でも肌の中でまだ修復中の場合などかゆみが発生することがあります。
かゆみが出た時の対策と日常の対策
かゆみが出た時の対策と日常の対策を紹介します。
もちろんかゆいからといってかいてはダメです。
保湿する
かゆみは乾燥から発生している場合があります。
ニキビが発生するのも、かゆいニキビが発生するのも肌の乾燥が一因でうるおいが不足しています。
消炎成分の入っている化粧水で炎症を鎮め、肌にうるおいも与えることが効果的です。
顔や体を洗う時にゴシゴシこすりすぎて皮脂を取りすぎていると、肌の乾燥がより進みかゆみが発生しやすくなります。
必要以上にこすったり、洗浄力の強い洗顔料やボディソープは控えましょう。
管理人の私が個人的に使っている、ニキビ専用石鹸『ノンエー』は顔だけでなく体にも使えます。
刺激となる成分が入っておらず、洗っているのに肌がうるおうので乾燥肌の人でも使いやすくおすすめです。
肌着を天然繊維でできているものに変える
背中ニキビなどがかゆくなった時は肌着があっていない可能性があります。
化学繊維でできた肌着よりも、綿などの天然素材でできた肌着の方が肌にやさしく刺激も少ないので肌着を変えてみるのもおすすめします。
かゆみがあるところを冷やす
冷やすという行為は感覚を麻痺させることができます。
しかし、効果でいえば一時的に過ぎないので冷やしてもまだかゆみがあるなら違う方法に変えましょう。
皮膚科を受診する
かゆみの原因がわからなかったり、色々試したけどやっぱりかゆいという方は皮膚科を受診してください。
自己判断だと、誤った判断をしてしまうことがあるからです。
かゆみの原因がアレルギーなど別の要因の可能性もあります。
抗ヒスタミン剤などを服用し、かゆみを抑えることができます。
また、普段使用しているスキンケアが原因の可能性もあります。
皮膚科を受診するなら、普段使用しているスキンケアも持参すると適切な処置までの時間を短縮できることがあります。
紫外線対策をする
紫外線対策はかゆみを発生させない対策になりますが、紫外線は肌の細胞を傷つけ水分を奪い乾燥させます。
UVクリームを塗って紫外線対策をしましょう。
特に、紫外線対策をするのとしないのでは年齢を重ねた時に見た目にも大きな差が出ます。
シミやシワ、ニキビ跡の色素沈着などを肌に残してしまいたくない方は紫外線対策を必ず実施しましょう。
かゆみが出た時にやらない方が良いこと
かゆみが出た時についやってしまいがちなことでやらない方が良いことを紹介します。
こちらももちろんかいてはダメです。
お風呂を熱いお湯で入る
お風呂に入ることは良いことなのですが、熱いお湯で入るとそれが刺激になったり代謝が良くなりすぎてかゆみが増すことがあります。
ニキビにかゆみがある時は少しぬるま湯でゆっくりと浸かるようにしましょう。
アルコールは避ける
飲酒することによって代謝が増してかゆみが出てくることがあります。
アルコールはニキビの原因にもなりますので、お酒を楽しむことも大切ですがニキビがあるときやかゆみがあるときは控えめにしましょう。
油分の多いかゆみ止めを塗る
かゆみ止めを選ぶ際に油分の多いかゆみ止めを塗るとニキビができている時には要注意です。
かゆみ止めの油分でニキビが余計に悪化することがあります。
肌がうるおい、乾燥しらずになれるスキンケア
ニキビ専用石鹸『ノンエー』は顔だけでなく体にも使えます。
まとめ
かゆみのあるニキビの原因と抑えかた、やらない方が良いことを紹介しました。
かゆみは乾燥した時や代謝が良くなった時により強く出ます。
熱すぎるお風呂は肌の必要な油分も奪い、肌にも負担がかかってしまいます。
ニキビができている時には特にお湯の温度に気を使ってみてください。