鏡を見ると鼻や口、ほおにポツポツと黒い点々ができている。
でもほくろではなさそうという場合は黒ニキビかもしれません。
今回はニキビの中でも黒ニキビについて詳しく紹介したいと思います。
黒ニキビってなに
黒ニキビとは文字通り黒く見えるニキビです。
顔や背中などにできることが多く、顔の場合は特に鼻や口の周り、頬にできることが多く見られます。
黒ニキビとは白ニキビが変化したものです
毛穴の中にたまってしまった皮脂などの汚れが酸化して黒っぽく見えている状態のニキビです。
白ニキビと同じく面ぽうと呼ばれるニキビの一種です。
ちょっと見たところ小さいほくろにも見えますが、実はニキビなのです。
そのため、正しいケアにより治すことが可能です。
黒ニキビができる原因
なぜこのような黒ずんだニキビができてしまうのでしょうか。
毛穴にたまった皮脂等の汚れが毛穴に収まり切れずに皮膚の表面に出てきてしまうことがあります。
洗顔時に肌がザラザラした感触を感じたことがある方はそれが白ニキビや黒ニキビです。
皮膚の表面に出ると空気に触れるため、酸化して黒ずんでしまうのです。
洗い過ぎてしまうなどの誤ったスキンケアやスキンケアの不足が原因で黒ニキビになる場合があります。
基本的には黒ニキビの原因は、肌が乾燥したことによる毛穴のつまりです。
毛穴周囲の皮膚が硬化すると、さらに毛穴がつまりやすくなります。
そのため、洗浄する力が強めの洗顔料を使ったり、保湿力が高くないスキンケア用品を使ったりすると肌が乾燥して毛穴がつまり黒ニキビの原因になります。
また、ストレスも大敵です。
ストレスが増えるとストレスと闘うために交感神経(※1)が優位になります。
交感神経が優位になると皮脂の分泌が盛んになるため、ストレスが続くと皮脂が多く出て皮膚の毛穴がつまってしまうのです。
自律神経には交感神経と副交感神経の2種類がバランスをとっています。
日中には主に交感神経、夜中には副交感神経が優位になります。
それぞれ優位になった時に体に起きる作用に違いがあります。
ストレスがたまると眠りも浅くなります。
眠りが浅いと肌が荒れやすくなり、古い角質もたまりやすくなるため、毛穴をふさいでしまうのです。
ニキビを防ぐためには質の良い睡眠がとても重要です。
黒ニキビの原因になる皮脂は食事のとり方によって増えてしまうこともあります。
例えば揚げ物など油分の多い物や、ケーキなど糖分の多い物を取りすぎてしまうと、皮脂の分泌量が増え、黒ニキビの原因となってしまいます。
黒ニキビのスキンケア方法
黒ニキビは、毛穴の黒い部分を出しても出してもすぐに新しいのが出来てしまうので、なかなか面倒なニキビです。
ただし、黒ニキビではまだ炎症までは起きていないため、比較的治しやすいと言えます。
また、のちにニキビの跡が残ることもほとんどありません。
しかし、黒ニキビを治さず症状が進行してしまうと、毛穴の中で菌が増えます。
すると赤ニキビや黄ニキビのように炎症を引き起こしてしまう可能性があります。
炎症が起きると、なかならか治らなかったりニキビの跡が残りやすくなってしまったりします。
そのため、黒ニキビの段階で早めに治すようにすることが肝心です。
なお、黒ニキビをつぶすとよけい悪化してしまうため、触ってつぶすということはしないようにしてください。
スキンケアの準備として、まず洗顔料を準備します。
洗浄力が強すぎない物を選ぶようにします。
具体的には、合成界面活性剤の入っていない物を選ぶとよいでしょう。
次に洗顔料をよく泡立てます。
そして、皮膚の余分な皮脂や毛穴にたまった汚れの部分につけ、軽くこすって落とすようにします。
この時に強くごしごしと洗わないようにすることが大事です。
強くこすると皮脂を落とし過ぎたり肌を痛めたりしてしまうため、逆効果です。
指で洗うのではなく泡で洗うのがポイントです。
また、さらに気を付けなくてはいけないのは洗顔後保湿をするということです。
洗顔後の肌をそのままにしてしまうと、肌が乾燥を防ごうとして皮脂を再度分泌します。
そのため、洗顔後は化粧水を塗るなどして保湿を忘れずに行うことが重要です。
化粧水を浸透させる時もこすらず肌を優しくなでるように浸透させます。
保湿成分を肌になじませることが大切です。
なお、市販のニキビ用の薬には肌の炎症を抑えニキビを治す効果のある物があります。
しかし、黒ニキビはまだ炎症が起きていない状態です。
この状態では薬を使っても黒ニキビには効果がありません。
また、黒ニキビは毛穴が開いている状態のため、指で黒い部分を押し出してつぶすということをしている人もいます。
これでは指から雑菌が侵入してしまい、炎症を引き起こして赤ニキビや黄ニキビに進行してしまうという恐れがあります。
肌が傷つく心配もあり、結局はまた黒ニキビが発生して慢性化してしまう可能性もあります。
黒ニキビを指で押し出すことはしないようにしましょう。
また、皮膚科等の病院で、面ぽう圧出という黒ニキビの治療を受けたり、薬の処方を受けたりすることも可能です。
ニキビは尋常性ざ瘡と呼ばれる皮膚の疾患です。
命に関わることがないのと、風邪などと違い普段の生活に支障がないので軽く考えがちです。
本来は病院にかかる疾患なのです。
心配な人は病院に行くというのも一つの方法です。
黒ニキビ対策に最適なスキンケア
ニキビは黒ニキビや白ニキビなど初期段階で対策をしっかりと行いましょう。
スキンケアを選ぶポイントは毛穴の汚れもしっかりと落とせるかです。
洗顔料の泡が粗いと毛穴の汚れは落とせません。
洗浄力が弱くても汚れは落とせません。
キメの細かさと洗浄力、どちらもバランスの良いスキンケアを使わないといけません。
私が、毎日のスキンケアで使っているのが、ニキビ専用洗顔石鹸『ノンエー』です。
ノンエーなら、肌にやさしい成分で作られていながら、キメの細かなモチモチの泡が簡単に作れます。
洗浄力も高く、毛穴の汚れをしっかりと落としてくれます。
私が、ノンエーを選んで使い続けているのには他にも理由があります。
ノンエーには、『ヒアルロン酸』や『リピジュア』、『ローヤルゼリー』といった保湿成分がたくさん含まれています。
洗顔中のことだけでなく、洗顔後の肌のことまで考えられてノンエーは作られています。
ニキビ予防のためのノウハウが詰まった洗顔石鹸『ノンエー』
今までのスキンケアで満足いっていない方はぜひ一度使ってみてくださいね。
まとめ
ニキビの種類の中でも黒ニキビを詳しく紹介してみました。
ニキビの中でも比較的まだ深刻度が低いので早めのケアで炎症を食い止めましょう。
黒く酸化した角栓を取ろうとツメなどで圧迫すると肌を傷つけてしまうのでやめましょう。
ニキビを防ぐためには、質の良い睡眠、バランスのとれた食事、適度な運動、正しいスキンケアです。
どれかおろそかにすればそれは肌に返ってきますので毎日コツコツと行ってきましょう。