今やお米の消費量よりもパン=小麦の消費量が上回っています。
おしゃれなパン専門店も多く、人気店のパンはすぐに売り切れてしまいます。
コンビニやスーパーでもおにぎりや弁当の販売スペースよりも、パンやパスタなどの麺類のコーナーの方が広くて種類も豊富ですよね。
パンは調理パンや菓子パン、食パンなどいろいろな味と種類で楽しませてくれます。
主食として重宝されているパンですが、実はニキビの原因になる厄介な成分が含まれています。
ニキビに悩んでいる人で、普段パンばかり食べているという人はこの記事を読んでぜひご飯にシフトしてみてください。
最近見直されているご飯の素晴らしさを紹介します!
目次
パンの原料・小麦に含まれる肌に良くない成分【グルテン】
小麦に含まれる成分が肌に悪影響があり、ニキビの原因になっていました。
その代表的なものが『グルテン』になります。
グルテンってなに?
最近よく聞くことの多い『グルテン』という成分。
聞いたことはあるけどイマイチこのグルテンがどんなものなのかはわからないという人がほとんどだと思います。
テニスプレイヤー・『ノバク・ジョコビッチ』選手がグルテンフリーを実践していることでも知られています。
ジョコビッチ選手はグルテンの摂取をやめてから世界ランク1位にまで上り詰めました。
もちろん、テニスの技術もトップクラスです。
グルテンフリーとはグルテンを含まない食品という意味です。
グルテンフリーを実践するということはグルテンを含む食品を食べない食生活を送るということです。
グルテンとは、小麦や大麦など穀物に含まれるタンパク質の一種です。
パンのもちもちした食感を生み出す正体がグルテンです。
パンだけでなく、ラーメンやケーキ、ピザ、焼きそば、お好み焼き、天ぷらの衣などに小麦が使われていれば含まれています。
グルテンは、強力粉>中力粉>薄力粉の順に多く含まれています。
もちもちした食感はパンや麺などの美味しさにもつながりますが、このグルテンが体にとってはよくない成分だったのです。
グルテンがニキビなどの肌荒れにつながる
グルテンが引き起こす悪影響が腸内環境の悪化です。
パンや麺類からグルテンを摂取することで下痢や消化不良を引き起こします。
腸が不調になると食べたものからの栄養の吸収が妨げられます。
もし、肌に良いものを摂取していても吸収されないと意味がありません。
栄養が吸収されないような腸内環境の悪化はニキビなどの肌荒れにつながります。
さらに、腸の不調はストレスを感じてしまいます。
ストレスもまた、ホルモンバランスを崩して皮脂の分泌を促したり、睡眠障害を引き起こすのでニキビの原因の一つです。
肌荒れに限らず、『慢性的に体調がすぐれない』などもグルテンの弊害と言われています。
グルテンには、『グルテン過敏症』や『グルテン不耐症』と呼ばれる症状があります。
グルテンに対して体が対応できていない人が該当します。
グルテンにより小腸が炎症を起こしてしまうため体調の不良の原因になります。
小麦は古くから食べられてきた穀物なので本来人間の体は小麦に合うような体質に進化してきたはずです。
しかし、品種改良を繰り返された結果古来の品種よりも現代の品種はグルテンの量が爆発的に増えています。
その量はなんと40倍とも言われています。
人の体が増えたグルテンに対応できていないこともグルテンによりニキビや体調を崩してしまう原因となっています。
グルテンの影響を受けないためには?
グルテンによる害を受けないためには摂取を控えるしかありません。
「それって対策になってないじゃん!!」と思われるかもしれませんが、グルテンに影響を受ける人は体質も関係してきます。
パンや麺類中心の食生活を改めてご飯を中心にしましょう。
和食を中心にすることによりグルテンの摂取量はかなり減らすことができます。
和食の一汁三菜は栄養バランスの面からも優れていると今見直されてきています。
和食を中心にすると、自然と糖質や脂質の摂取が控えられるのでニキビ対策には和食が最適です。
ご飯は糖質ですが、1杯以上食べなければ問題ありません。
パンよりも腹持ちがいいので、パンを2個、3個食べる方が糖質の摂取量は多いのです。
味噌や醤油などの発酵食品は体に良いことでも知られていますね。
普段パンやサンドイッチを食べている人は、おにぎりやいなり寿司に、ラーメンやうどんはそばに変えることができます。
ケーキやビスケットなどのお菓子も、米粉できた煎餅や大福などは米と大豆でできているため置き換えが可能です。
どうしてもパンが食べたくなった時には、米粉でできたパンを食べましょう。
小麦アレルギーの人のためや、グルテンフリーを実践する人が増えてきている今ではグルテンフリーのパンやハンバーグなどもあります。
グルテン過敏症か不耐症かを調べるには?
自分自身がグルテン過敏症か不耐症かを知る一番手っ取り早い方法は、一定期間パンや麺類を食べないことです。
約2〜3週間グルテンを断つことによって体調の不良が良化したらグルテン不耐症である可能性が高くなります。
パンや麺類だけでなく、小麦製品全部の摂取を控える必要もあります。
小麦は様々な食品に使われていて、ケーキ、ピザ、お好み焼き、天ぷら、唐揚げ、カレー、シチューなど日常的に食べているものばかりです。
小麦はアレルギー表示の特定原材料7品目に該当します。
買い物をする時には、原材料に表示がされますので確認してみてください。
お米にはグルテンが含まれていないので、和食中心の食生活をしばらく続けましょう。
グルテンには依存症の危険が!
グルテンをやめてお米中心と言っても簡単なことではありません。
なぜならグルテンには依存症があるからです。
『グリアジン』というグルテンに含まれている成分がパンやラーメンを食べたくさせるのです。
グルテンフリーを実践するときもいきなりまったく食べないというやり方ではなくて徐々に減らしていくことをおすすめします。
グルテンフリーに好転反応はあるの?
好転反応とは、良くなる前に一時的に体に現れる症状のことを指します。
一時的に肌荒れが起きたり、眠気や発熱といった様々な症状があります。
グルテンフリーに関しては、好転反応よりも最初から良い効果が期待できるでしょう。
グルテンが原因で下痢などで腸内環境が悪化していたものがなくなり、早ければ1週間で効果を感じることもできます。
ニキビ対策はグルテンフリーで内側から、外側からはノンエーがおすすめ
グルテンフリーで腸内環境を整えたら、スキンケアも効果を発揮します。
ニキビ専用洗顔石鹸『ノンエー』はニキビ対策専用です。
ニキビ対策に大切なことは、皮脂を落とすこと、うるおいを残すことです。
ノンエーの泡立ちはどの石鹸、洗顔フォームよりもモチモチした泡が作れます。
この泡により皮脂や毛穴の汚れがしっかりと落とせます。
普通の洗顔フォームだと洗顔後から肌は乾燥に向かっていきます。
ノンエーは洗顔後に肌にうるおいが残っているため洗顔後でもしっとりとしています。
保湿成分として有名な『ヒアルロン酸』、『リピジュア』、『ローヤルゼリー』がたくさん含まれています。
内側と外側の両方からニキビ対策をして、美肌を目指しましょう!
まとめ
パンよりもご飯の生活をおすすめしました。
パンにはグルテンだけでなく、イーストフードや乳化剤など食品添加物も多く含まれています。
食品添加物は安全とは言われていますが、複数の添加物が加わった場合の影響はわかっていないことがあります。
糖質や脂質も多く含まれていますので、肌にとっては良くありません。
ご飯を中心に毎日の食事を見直していきましょう!