「ご飯よりパンが好き」
「ご飯よりパンをよく食べる」
昔と違い、今ではパンの美味しさが増してバリエーションも多いのでめずらしくないことです。
国の統計でも平成23年度より、1世帯あたりのコメの支出額よりパンの支出額が多いことがわかっています。
一時コメが上回りましたが、現在はまたパンが上回っています。
コンビニでもスーパーマーケットでも、おにぎりの棚よりもパンの棚の方が充実していますよね。
コメよりパンを主食にする人が増えたことにより、パンが原因のニキビが増えてきました。
この記事を読むと明日からは、コメを主食に生活したくなりますよ。
目次
パンがニキビの原因になる理由とは?
パンがニキビの原因となるのは3つの理由があります。
パンの原料小麦粉がニキビの原因になる
パンの原料は小麦粉ですが、この小麦粉がニキビの原因になってしまいます。
小麦粉には『グルテン』というタンパク質の一種が含まれています。
パンを食べた時のモチモチ感はこのグルテンによるものです。
グルテンはパンの美味しさに関わる成分で、小麦は古くから品種改良が重ねられてきました。
より多くグルテンが含まれる小麦が開発されてきた歴史があります。
人類が小麦粉を食べ始めたのはかなり昔からですが、品種改良のスピードはグルテンに体が適応するよりも早く進んでいます。
グルテンが腸内環境を悪化させニキビの原因となる
グルテンが美味しさと引き換えに体にもたらす弊害は、腸内環境の悪化です。
グルテンを含む食品を食べることにより腸内環境が悪化しやすい人は、『グルテン不耐症』という状態です。
腸内環境が悪化することにより、お腹を下しやすくなります。
腸内は食べ物からの栄養を吸収する器官ですので、腸内環境の悪化はニキビなどの肌荒れを引き起こします。
グルテン不耐症の人はパンを食べれば食べるほどニキビができやすいということになります。
グルテンには依存性がある
厄介なことにグルテンには依存性があるのでどうしても食べたくなります。
パンをやめるとなると、おにぎりなどご飯で代用することになりますが、飽きもきてしまいます。
パンをやめようとするときにはいきなりバッサリ絶つのではなく、徐々にやめていくことが良いでしょう。
最初の方はパンが無性に食べたくなることもあり、お店のパンコーナーが気になっていました。
ご飯中心の今ではお店のパンコーナーが気になることもなくなりました。
菓子パン・調理パンの糖分、脂肪分がニキビの原因になる
パンには甘くて美味しい菓子パンや、ボリューム感のある調理パンなど種類の豊富さと手軽さがご飯より優れています。
菓子パン、調理パンには多くの糖分や脂肪分が含まれています。
過剰な糖質は健康を損なってしまいます。
糖分はエネルギーとして使われますが、使われなかった分は脂肪として蓄えられます。
肥満につながり、ニキビはもちろん生活習慣病にも及びます。
糖質制限ダイエットが人気になるのもうなずけますね。
糖質は不足すると、逆に体内の水分が減ってしまうので、パンもご飯もやめる食生活は避けてください。
パンにはバターやマーガリンなどの油脂類も多く使われています。
油脂は体にとって必要な成分ですが、パンには必要以上に多く含まれています。
栄養バランスの乱れがニキビの原因
パンを主食にすることにより、栄養バランスが崩れてしまうことがニキビの原因になります。
パンだけしか食べなかったりするのでどうしても栄養が偏ってしまいます。
糖質と脂質は十分に摂れていても、ビタミン、ミネラルなどが不足してしまいます。
パンを食べるときには野菜ジュースなど少しでもバランスが摂れるようにしましょう。
それでもパンがやめられない時には
パンがニキビの原因になると言われても、それまで何年もパンを中心に生活してきているためやめるのは中々困難ですよね。
パンはパンでも『米粉』で作られたパンなら、グルテンの影響を受けずにパンを食べることができます。
グルテンの影響を受けないので腸内環境の悪化を防ぐこともでき、グルテン不耐症でもパンの美味しさを楽しむことができます。
元々は小麦アレルギーの人向けでしたが、グルテン不耐症の人にも米粉パンが注目されています。
米粉パンは小麦粉パンよりも優れた特徴がたくさんあります。
米粉パンの特徴
グルテンの特徴としてモチモチとした食感と紹介しましたが、米粉パンの特徴もモチモチとした食感が得られます。
しかも、お米ならではの噛んでいくうちに甘みが増していくのは米粉パンでも変わりません。
小麦粉パンよりも米粉パンの方が水分量が多いので、腹持ちがよくお腹にたまりやすいので食べ過ぎも防げます。
腹持ちが良いので血糖値の上昇も緩やかです。
しかも同じ量でカロリーが低い食品です。
成分中に含まれるタンパク質も米粉パンの方が優れています。
米粉パンで腸内環境を整えてスキンケアの効果をアップさせる
パンを主食にするなら、小麦粉パンよりも体にやさしい米粉パンを主食にしましょう。
腸内がグルテンに影響されないので、ニキビができるリスクを減らすことができます。
腸内環境の悪化を防ぐことができれば毎日のスキンケアもより効果が期待できます。
その時に使用するスキンケアはニキビ専用のスキンケアがおすすめです。
ニキビ専用のスキンケアならニキビ予防のための工夫が沢山あります。
私がニキビ予防のために使用しているのは、『ノンエー』という洗顔石鹸です。
毛穴の汚れもしっかりと落とせる豊富な泡が簡単に作れます。
しかもノンエーは洗顔時だけでなく、洗い上がりにもニキビ予防の工夫があります。
ノンエーには、『ヒアルロン酸』や『リピジュア』、『ローヤルゼリー』などの保湿に優れた成分が含まれています。
洗い上がりの乾燥しやすい肌をやさしく保湿してくれます。
毎日のスキンケアの効果をしっかりと高めましょう。
まとめ
パンが原因でニキビができる原因を紹介しました。
米粉のパンはまだ種類が少ないので完全に置き換えるには苦労しますがニキビ予防のために少しずつ減らしていきましょう。
ご飯を中心とした和食はパンよりも栄養バランスに優れています。
パンもいいけど和食にも今一度目を向けてみてはいかがでしょうか。