ニキビができるだけでも気分が落ち込みますが、化膿して膿が溜まるとさらに事態は深刻になります。
化膿したニキビはニキビの中でも一番ひどい状態といってもよく、取り扱いが非常に大切です。
何気なく潰してしまうと肌を傷つけてしまい、ニキビ跡になりなかなか消えない厄介なものを残してしまいます。
今回は化膿したニキビの扱い方、その状態でできることを紹介していきたいと思います。
化膿する前に早く治るように、またニキビ跡にならないように慎重に扱っていきましょう。
目次
ニキビが化膿した時の扱い方とできること
ニキビが化膿して膿が溜まるとどうしても潰して膿を出したくなると思います。
不意に皮が破れてしまうのは仕方がありませんが意図的に潰して膿を出すのはやめましょう。
ニキビが化膿した時に私たちにできることはいくつかあります。
化膿したニキビを少しでも早く治したい方は参考にしてみてください。
清潔に保つ
肌が汚れていると、皮脂や汗などアクネ菌のエサが豊富にある状態です。
すでにできてしまったニキビの悪化を防ぐだけでなく、新たなニキビを作らないためにも清潔に保つことは重要です。
肌を清潔に保つためには洗顔をすることですが、洗顔のしすぎは逆に皮膚に必要な皮脂まで落としてしまいます。
正しい洗顔をすることで清潔に保つことができニキビの化膿を抑えることができます。
体の代謝を良くする
体の代謝を良くすると大きなメリット主に二つあります。
一つ目は体内の老廃物を外に出す、二つ目は血行をよくするので肌に必要な酸素、栄養素を届けることです。
運動や入浴などで発汗をすることを習慣にしましょう。
発汗した後は洗い流して汗が残ったままとならないようにしてください。
水分不足に気をつける
体内の水分が少なくなると血液がドロドロになったりします。
血液は血管を通じて全身に酸素と栄養素を送っているのでドロドロになってしまうと行き渡りにくくなります。
その結果、肌の調子が悪くなったりドロドロの血液は血管にも負担をかけます。
体内が水分不足にならないように水分摂取し、血液をサラサラにして酸素や栄養を肌に送ってあげましょう。
肌の内側からニキビに働きかけることが大切です。
水分不足を補うために、清涼飲料水を飲むのは逆効果です。
糖分が多い飲み物は分解・消費するのにビタミンを大量に必要とします。
肌に使われるビタミンが糖分の分解・消費に使われてしまうのです。
体を冷やさないように、常温の水が効果的です。
喉が渇いたなと思った時にはすでに体内では水分不足の状態です。
喉が渇いたと感じる前に適切に水分をとって体が水分不足の状態にならないようにしましょう。
油物は控えてビタミンを摂る
『油物:脂質』は炭水化物やタンパク質と同じように体に必要な栄養素です。
しかし、現代の食事では脂質を摂取する機会が多く過剰になりがちです。
ニキビができるということは摂取する脂質が多い可能性がありますので意識して油物は控えてみてください。
天ぷらやトンカツなど料理以外でも、ポテトチップスやフライドポテト、インスタントラーメンなどは脂質が多く含まれています。
ニキビなどの肌荒れを防ぐためには、ビタミンB2やビタミンB6、ビタミンCが良いので積極的に摂ってください。
ビタミンを摂る時には野菜がおすすめです。
タオルや服などニキビに刺激を与えない
化膿したニキビは刺激に弱いので不用意に刺激を与えないように注意してください。
タオルで顔を拭く際にはこするのではなくて軽く押し当てて水分をとってください。
固いタオルよりフワフワのタオルの方がニキビへの負担は少ないです。
服を着る際、脱ぐ際もこすらないように着替えましょう。
触らない
化膿したニキビに限らず、ニキビは触らないでください。
ニキビに刺激を与えてしまい余計に悪化させてしまう原因になるだけでなく、化膿したニキビは中の膿が出てきてしまいます。
ニキビがなぜ化膿してしまう?
ニキビができてもすべてが化膿したニキビになるわけではありません。
ニキビができるまでと、化膿するまでには順番があっていきなり化膿したニキビにはなりません。
まずはニキビができる原因と、化膿してしまうまで悪化する理由を知りましょう。
ニキビが最初は肌の表面の毛穴に角栓が詰まることから始まります。
毛穴が詰まり、触るとざらざらしたような感触があります。
通常であれば指で肌を触っても毛穴の感触はありませんが、毛穴が角栓でつまりぽっこりフタをしている状態だと触るとわかるようになります。
この時のニキビを「白ニキビ」といい、ニキビの初期段階です。
このまま詰まった角栓が取れればこれ以上の悪化はなく元の肌に戻ります。
白ニキビの詰まった皮脂が酸化して黒く見える状態を「黒ニキビ」といいます。
ポツポツとホクロよりも小さい黒い点々となって肌に現れますので不衛生な印象を与えてしまいます。
白ニキビと黒ニキビは肌が炎症をしておらず化膿もしていないのでダメージは少ないといえます。
白ニキビ、黒ニキビがひどくなり炎症すると赤く腫れた「赤ニキビ」になります。
赤ニキビは毛穴の奥でアクネ菌が増殖し炎症によって肌を傷つけている状態です。
炎症による腫れで痛みも感じます。
赤ニキビの炎症がさらに進むと膿が溜まる「黄ニキビ」となります。
化膿してしまって膿が肌の薄皮越しに見え、皮が破れれば膿が出てきてしまう状態です。
この状態だとニキビの最終段階で一番肌に負担がかかっている状態です。
膿は白血球が炎症を抑えるために戦ったその死骸などです。
ニキビが段階を踏んで、最初は毛穴が角栓で詰まる程度であったものが症状が進行して炎症し、最後には膿が溜まるほどに悪化して行きます。
化膿したニキビが破れた時は
化膿したニキビが破れてしまったら、滅菌された綿棒などで取り除いてください。
その後、滅菌されたガーゼなどで綺麗に拭きあげてください。
滅菌されたものを使う理由は、破れたニキビの中に外部からの雑菌をなるべく入れないようにするためです。
ドラッグストアなどで販売されているニキビ用の薬を塗ってサージカルテープを貼って保護しましょう。
サージカルテープ=テープタイプの絆創膏
まとめ
ニキビが化膿する原因と、化膿した時にできることをまとめてみました。
化膿したニキビはニキビの中でも一番悪化した状態ですので取り扱いも慎重にしてください。
ニキビできても化膿する前に鎮めることで悪化を防ぐことができます。
ニキビとニキビの化膿を防ぐには毎日の生活習慣やスキンケアをコツコツと行っていくことが必要です。
もし生活習慣やスキンケアでニキビができる理由が思い当たらない場合は、皮膚科を受診することも検討してみてください。
ニキビは皮膚の疾患ですので皮膚科を受診することは大げさなことではありません。
自分ではどうして良いかわからない場合は皮膚科の受診をおすすめします。
化膿したニキビができた時には泡立ちの良いスキンケアを使用しましょう。
ニキビ専用洗顔石鹸『ノンエー』は泡立ちの良さがダントツです!
化膿したニキビに触れるのは泡なのでニキビが破れることはありません。
しかも、刺激がなく肌にやさしい洗顔石鹸です。
ニキビは化膿させないことが一番ですので、日々のスキンケアをノンエーで行いましょう!
もし、ニキビが化膿してもノンエーなら刺激を与えることがないので洗顔で悪化してしまうことを防げます。
今までの洗顔料に満足できていない方にぜひ一度使ってみてほしい石鹸です。