顔に比べて皮脂でベタベタすることはないのに気づいたらできている、胸元や背中のニキビ。
普段は表に出ていない部分でも、着替えの時など人の目が気になりますよね。
女性だけでなく男性にもできる、性別に関係がないニキビです。
体にできるニキビは主に胸元にできるニキビと、背中にできるニキビとあります。
胸元・背中にできるニキビと顔にできるニキビの違い、必要なケアはなにかを紹介したいと思います。
目次
どうして胸元や背中にニキビができる?
汗により不衛生になっている
胸元は服を着ているため汗がたまりやすく、湿気がこもりやすくなり不衛生になります。
湿気がこもるとニキビの原因菌であるアクネ菌に皮脂などのエサが十分にあるとどんどん増殖します。
また不衛生な状態が続くと毛穴が詰まりやすく、毛穴の奥ではアクネ菌により炎症が起きてニキビとなります。
ホルモンバランスが崩れている
ホルモンバランスが乱れると皮脂が余分に分泌されるためニキビの原因となります。
男性はただでさえ男性ホルモンの影響で皮脂が女性よりも多く分泌されやすいので、ホルモンバランスが崩れやすいようなことに注意してください。
ホルモンバランスが崩れる要因は、ストレスや睡眠不足です。
ストレスには好きな音楽、スポーツなど発散できるものを、睡眠不足は質の良い睡眠が取れるように環境と体制を整えましょう。
ニキビと睡眠の関係はこちらに詳しくまとめています。
衣服があっていない
最近では肌に触れる衣服が化学繊維でできた製品ばかりとなっています。
例えば、ユニクロだと夏はエアリズムで冬はヒートテックで通年着ることができます。
これらの肌着は化学繊維でできていることが多く、人によっては化学繊維でできたものが肌に合わないこともあります。
機能性としては速乾や汗などの湿度と反応して発熱したりと優れてはいます。
ユニクロでなくても最近では機能性の肌着が人気の時代となっていますが、麻や綿でできた肌着に変えた途端良くなったということもあります。
体のニキビに思い当たることがない方は、肌着を天然素材のものに変えてみるだけでも効果があるかもしれません。
シャンプーやリンスのすすぎ残しがある
シャンプーやリンスのすすぎが不十分で体に残っている場合などがニキビの原因に考えられます。
胸元は意外とこれらが残りやすかったりもします。
すすぎ残しの無いように十分に洗い流してください。
頭を先に洗って体を後に洗うことでシャンプーやリンスのすすぎ残しを防ぐことができます。
皮脂を落としすぎている
皮脂は肌の表面に薄くコーティングのように膜を張っていて、乾燥や外部からの刺激から肌を守ってくれています。
必要以上に皮脂を落とすと、肌が乾燥し外部からの刺激に敏感に反応したり、余分な皮脂の原因にもなります。
シャワーで体を流す時に、熱すぎるお湯で流すと皮脂まで一緒に洗い流されてしまいます。
40℃くらいの温度で洗い流すようにしてください。
また体を洗う時に必要以上に強くこするのも肌を傷つける要因です。
汚れは最初のシャワーであらかた落ちていますので、強くこすりすぎないようにしましょう。
お風呂から上がった際のタオルドライ時も同様に、タオルを肌にこすりつけて水分を拭き取るのではなく軽く押さえるようにタオルに水分を吸収させましょう。
胸元・背中のニキビの対策とケアの方法
胸元のニキビは日頃からできないように対策と、ケアをして一日も早く治すことがニキビ跡などを防ぐことになります。
必要な対策とケアは、下記のことを注意してみてください。
・体を洗うときにこすらない
・保湿を行う
・肌着を天然素材のものにする
・就寝着はこまめに洗い清潔なものを着る
・チクチクするような素材の肌着は着ない
胸元ニキビ背中ニキビではない似た皮膚病
胸元にブツブツができたときに、ニキビかと思ったら実は違った皮膚病ということもあります。
例えば、マラセチア毛のう炎(毛包炎)という皮膚の病気があります。
肌に常にいる常在菌である、黄色ブドウ球菌や、マラセチア菌と呼ばれる真菌『カビ』が要因で発生します。
毛のう・毛包とは毛穴の奥の皮膚の組織層のことをいいます。
ここで炎症が起こるので毛のう炎(毛包炎)といいます。
清潔にしていたとしても、刺激や肌の乾燥、生活習慣の乱れなどで常在菌のバランスが崩れたりするので誰でも発症する可能性のある皮膚の病気です。
毛のう炎は炎症が進むと、膿をもつ「膿疱:のうほう」になります。
膿がたまるところはまるでニキビにそっくりです。
ニキビかと思ったら、実は違ったということもあり、その逆もあります。
胸元・背中のニキビがなかなか治らないと感じたら
胸元にできたものがニキビかと思ってケアをしたが、なかなか治らないと感じたら皮膚科の受診も検討してみましょう。
ニキビと毛のう炎ではケアの仕方も変わってくるためです。
炎症が長くなると、皮膚の組織も傷つけてしまうため完治した後も跡が残ったりしてしまうこともあります。
まとめ
胸元・背中にできるニキビの原因と対策の方法をまとめてみました。
胸元や背中は顔とは違って普段は隠れているところではありますが、気にせず放っておくとひどくなったり増えたりするのでまずはできないようにすることが大切です。
生活習慣に問題ないのにずっと治らないときは、皮膚科を受診し適切な診断を受けるようにしましょう。
そんな時におすすめなのが、ニキビ専用石鹸『ノンエー』です。
顔だけのニキビだけでなく、体のニキビ対策にも使えます。
汚れはしっかりと落とすのに、うるおいは与えるスキンケアです。
その秘密は、『ヒアルロン酸』や『リピジュア』といった元々私たちが持っている成分です。
肌を傷つけることなくやさしく洗うことができるのでニキビ対策に最適なスキンケアです。
これ1個あれば全身ニキビ対策ができます。
ぜひ一度使ってみてくださいね。