私は30代なのですが、同世代の方は「豆乳」と聞いてかなりの方がきっとこう思うと思います。
『子供の頃に飲まされた美味しくない飲み物』
そんなあまり良いイメージが少ない豆乳が今熱く、ブームで様々な種類の豆乳が販売されています。
『昔飲んで美味しくなかったから今も飲まない』ではもったいない!
豆乳は健康、美容に優れた最高の飲み物なんです。
今回は豆乳がいかに優れた飲料なのか、豆乳の持つ美容パワーを紹介したいと思います。
私のようにニキビに悩む大人の男性こそ豆乳を飲むべき理由があります。
豆乳に苦手意識がある方は、子供の頃の豆乳の記憶は一旦消してみて先入観なしで豆乳のことを知ってみましょう。
目次
豆乳の持つ美容パワー
豆乳の原料は大豆と水ですが、大豆は「畑の肉」と呼ばれるほどタンパク質が豊富で納豆、醤油、豆腐、味噌などに加工され様々なところで使われています。
醤油や味噌など日本人に馴染みが深いことがわかりますね。
大豆には「イソフラボン」と呼ばれる成分が含まれています。
イソフラボンは聞いたことあるという方はなんとなく体に良いイメージがあると思います。
イソフラボンには女性ホルモンの一種「エストロゲン(卵胞ホルモン)」に似た働きをすることがわかっています。
男性と女性の肌を比べた時に違いがわかると思います。
女性の方が肌のハリやみずみずしさがあり、これが女性らしさ、美しさと呼ばれる所以です。
エストロゲンがこの女性らしさに関わっていて肌の潤いを保ったり、女性らしい体つき、月経や妊娠、授乳などのために必要なホルモンです。
シミやシワ、たるみも防いでくれます。
女性ホルモンが少なく男性ホルモンが活性化していると脂の分泌が活発になります。
男性の肌が女性より脂が多く、ニキビができやすいのは女性ホルモンが少ないことも要因の一つです。
女性ですら、生理などでホルモンバランスが乱れた時はニキビができやすいので男性ホルモンが主である男性が女性よりニキビができやすいのは必然ともいえます。
男性はただでさえ男性ホルモンが女性ホルモンより多いので豆乳のイソフラボンで女性ホルモンと同様の効果を体にもたらしてあげることが重要です。
ニキビに悩む男性こそ豆乳でイソフラボンを補給するべき
イソフラボン
イソフラボンが女性ホルモンに似た作用をするのなら「男性が摂っても意味がない?」
それは間違いで、「女性ホルモンは女性だけのものではない」のです。
男性にも女性ホルモンはあるのですが女性ではないので少ないというだけです。
イソフラボンを摂ることによって、男性ホルモンが抑制されて女性ホルモンが活性化します。
すると男性ホルモンの作用の特徴である、皮脂の分泌や薄毛、体臭などが軽減できます。
男性にとっては一石二鳥どころではなく三鳥、四鳥になるということです。
皮脂の分泌が軽減されると、毛穴が詰まりにくくなるだけでなくニキビの原因菌のアクネ菌などのエサとなる皮脂が少なくなることを意味します。
皮脂が少なく毛穴が詰まりにくくなると、アクネ菌も増殖できなくてニキビになるような肌の炎症が起きにくくなるのです。
また豆乳にはタンパク質やビタミンB群などが含まれているため美容の面でも取り入れることで美肌に近づけるのです。
タンパク質
タンパク質は人の皮膚を作る重要な栄養素の一つで、不足すると肌荒れやガサガサの肌になってしまいます。
つまりタンパク質が不足しているとニキビの原因にもなります。
タンパク質にはさらに肉などの動物性タンパク質と大豆などの植物性タンパク質に分かれます。
大豆などの植物性タンパク質には動物性タンパク質より脂肪分が少ないのでよりおすすめします。
豆乳の原料は大豆ですので植物性タンパク質が豊富に含まれています。
豆乳を飲むことはイソフラボンだけでなく、良質なタンパク質も同時に摂れるということです。
ビタミン
豆乳に含まれるビタミンはB1、B2、Eになります。
この中でもビタミンB2には肌の代謝に必要なビタミンで、肌荒れなどを解消してくれるビタミンです。
美肌には欠かせないビタミンで、ニキビに悩む方には積極的に摂ってほしいビタミンです。
豆乳を飲むメリット・デメリット
・良質なタンパク質が取れる
・ビタミンB群・ビタミンEが取れる
・レシチン・サポニンが取れる
・低カロリー
・味の種類が豊富
・貧血の予防
・骨粗しょう症やガンなどの予防
レシチンとは
レシチンとはリン脂質の一種で認知症の予防や、悪玉コレステロールの排出、血流を良くするので美肌効果などがある成分です。
細胞膜を活性化させる作用もあるため肝臓の機能を高めたり、脂質の代謝を活発化させます。
サポニンとは
サポニンとは主にマメ科の植物に含まれていてコーヒーの苦味などがあげられます。
抗酸化作用があるため、活性酸素を除去してくれます。
悪玉コレステロールの蓄積を抑えてくれるので動脈硬化や脳梗塞の予防にもなる成分です。
・調整豆乳、豆乳飲料は飲みすぎると余分な砂糖、塩など摂取することになる
・カルシウムは牛乳の方が多い
・大豆アレルギーの方は飲めない
豆乳はいつ飲むべき? 量はどのくらい?
いつ飲むべきかというと「いつでも良い」のが豆乳です。
ですが朝一番の空腹時に飲むと豆乳の持つ栄養が吸収されやすいのでおすすめです。
私たち人間は寝ている間に髪の毛やツメ、肌の調子を整えていますので朝はあまり飲みたくないという方は夜に飲んでも問題ありません。
朝と晩飲もうと思ったあなたは素晴らしい体調の日々を過ごせるでしょう。
量は1回コップ1杯程度を飲むようにしましょう。
大豆に含まれる大豆イソフラボンには一日の摂取目安量があり『70mg』となっています。
サプリメントなどで摂る場合はさらに安全幅をとった数値となり『30mg』となっています。
しかし実際に摂取量をオーバーしている方が日本で数百万人いるのですが健康被害が出たとの報告はないようです。
日本人は古くから大豆によりタンパク質とカルシウムなどを摂ってきた歴史的な背景があることが指摘されています。
豆乳の種類は様々、ニキビにいい豆乳は?
ニキビ対策に豆乳が飲みたい、だけど豆乳に苦手意識があって飲みにくい原因は「豆乳(無調整豆乳)」にあるかもしれません。
豆乳には主に「豆乳(無調整豆乳)」、「調整豆乳」、「豆乳飲料」があります。
それぞれ定義が決まっていてどの豆乳のなのかはパッケージに記載されています。
豆乳
大豆(粉末状のもの及び脱脂したものを除く。以下同じ。)から熱水等によりたん白質その他の成分を溶出させ、繊維質を除去して得られた乳状の飲料(以下「大豆豆乳液」という。)であつて大豆固形分が8%以上のものをいう。
調製豆乳
1 大豆豆乳液に大豆油その他の植物油脂及び砂糖類、食塩等の調味料を加えた乳状の飲料(以下「調製豆乳液」という。)であつて大豆固形分が6%以上のもの
2 脱脂加工大豆(大豆を加えたものを含む。)から熱水等によりたん白質その他の成分を溶出させ、繊維質を除去して得られたものに大豆油その他の植物油脂及び砂糖類、食塩等の調味料を加えた乳状の飲料(以下「調製脱脂大豆豆乳液」という。)であつて大豆固形分が6%以上のもの豆乳飲料
1 調製豆乳液又は調製脱脂大豆豆乳液に粉末大豆たん白(大豆豆乳液、調製豆乳液若しくは調製脱脂大豆豆乳液を乾燥して粉末状にしたもの又は大豆を原料とした粉末状植物性たん白のうち繊維質を除去して得られたものをいう。以下同じ。)を加えた乳状の飲料(調製豆乳液又は調製脱脂大豆豆乳液を主原料としたものに限る。以下「調製粉末大豆豆乳液」という。)であつて大豆固形分が4%以上のもの
2 調製豆乳液、調製脱脂大豆豆乳液又は調製粉末大豆豆乳液に果実の搾汁(果実ピユーレー及び果実の搾汁と果実ピユーレーとを混合したものを含む。以下同じ。)、野菜の搾汁、乳又は乳製品、殻類粉末等の風味原料を加えた乳状の飲料(風味原料の固形分が大豆固形分より少なく、かつ、果実の搾汁を加えたものにあつては果実の搾汁の原材料に占める重量の割合が10%未満であり、乳又は乳製品を加えたものにあつては乳固形分が3%未満であり、かつ、乳酸菌飲料でないものに限る。)であつて大豆固形分が4%以上(果実の搾汁の原材料に占める重量の割合が5%以上10%未満のものにあつては2%以上)のもの引用 農林水産省
大まかな違いは「豆乳の原料である大豆の成分がどれだけ残っているのか」ということになります。
ニキビ対策に豆乳を飲むのなら、豆乳(無調整豆乳)を飲んだ方が栄養も多く、余分なカロリーを摂取することがないので豆乳(無調整豆乳)を選んでください。
しかし毎日同じ味だと飽きるので、調整豆乳、豆乳飲料を上手に飲み分けて毎日飲むようにする方が理想です。
豆乳大手メーカーのキッコーマンには「コーヒー」、「紅茶」、「バナナ」、「抹茶」、「フルーツミックス」、「ココア」、「バニラアイス」、「いちご」、「杏仁」、「甘酒」、「メロン」、「白桃」、「マンゴー」、「さくら」などなどこれ以外にもまだ種類が豊富です。
毎日変えて、豆乳ライフを楽しみながらニキビ対策ができるのです。
豆乳を活用する
豆乳をそのまま飲むのもいいですが、シリアルやグラノーラを豆乳で食べたり、ヨーグルトにも。
寒い季節は豆乳鍋をすれば温かいまた違った豆乳を楽しむことができます。
まとめ
豆乳の持つ肌への効果と種類、飲むタイミングなどをまとめてみました。
ニキビなど肌荒れに悩む方はまずは習慣的に豆乳を飲んでみてください。
昔に比べて格段と飲みやすくなった豆乳ですので、この記事をきっかけに飲む方が増えると幸いです。
飲む方が増えるとメーカーが販売する味のバリエーションもさらに増えるかも?
大切なことはたまに飲むのではなくて継続的に飲むことと、楽しんで豆乳ライフを行うことです。
毎日牛乳を飲んでいる方は豆乳に、コーヒーを飲んでいる方はコーヒー味の豆乳に変えてみるなど新しく何かを始めるより置き換えることで続けやすくなります。
また豆乳だけで健康やニキビ対策になれるものではありません。
あくまでもバランスが大事で、豆乳を飲みすぎるのは健康に良くありません。
豆乳のイソフラボンやタンパク質、ビタミンでニキビのない女性のような美肌に近づきましょう!
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ニキビの原因は、乾燥やホルモンバランスの乱れによる過剰な皮脂です。
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