顔にできるニキビよりおしりにできるニキビは一つ一つが大きくて痛い。
しかも座ることで刺激を与えてしまってなかなか治らない。
おしり特有の原因を知っておしりニキビのない生活をしましょう。
目次
おしりにニキビができる理由
ニキビは顔だけでなく、胸や背中、二の腕もできます。
おしりも例外ではなくニキビができる場所にあたります。
おしりは顔ほどではありませんが皮脂の分泌が活発な場所になります。
さらに顔と決定的に違うのが、『おしりは蒸れやすい』ということです。
蒸れやすいということはそれだけ清潔度を保ちにくいとも言えます。
また、椅子に座るので衣服とも擦れてしまいます。
刺激が加わることにより角質が厚くなり固くなります。
すると肌のターンオーバーが上手くいかなくなりニキビができてしまいます。
おしりの肌に常に刺激がかかり、さらに場所が悪く、蒸れても外に出すわけにもいきません。
おしりニキビの原因をまとめるこのようになります。
・蒸れやすい
・衣服や椅子の座面と擦れる
おしりはニキビの原因が常にあると言える場所なのです。
おしりニキビはどう扱う?
おしりニキビができた時はどう扱えばいいのでしょうか。
それは顔のニキビと同じように、『触らない』、『潰さない』です。
おしりニキビを潰してもその後に場所が場所だけに清潔に保つことが難しいのです。
いたずらに触ったり潰したりするよりは、治るまで待つか皮膚科を受診する方が賢明です。
おしりニキビを潰してしまうとその後に色素沈着やザラザラになってしまいます。
おしりは自分では見えませんが、色素が沈着して血色の悪いおしりは恥ずかしいですよね。
おしりニキビはどうやって防ぐ?
おしりニキビができる前に対処しましょう。
クッションなどを利用する
椅子の座面にかかる体重を分散してくれるクッションなどを利用しましょう。
最近ではクッションも機能性のある商品が販売されておりなにもない座面より、圧力を分散してくれるものや姿勢も正してくれる商品もあります。
圧力を分散してくれることにより蒸れ防止にもなります。
下着は綿などの天然素材を利用する
最近では化学繊維の肌着、下着が多く出回っていますが化学繊維の下着などは綿などよりも肌触りが良くありません。
人によっては化学繊維が肌に合わずに皮膚の健康を損なうこともありますので下着は天然素材をおすすめしています。
また化学繊維はニオイがこもりやすい傾向にもあります。
ボクサータイプの下着は肌と密着し蒸れやすくなります。
ニキビができやすい人はトランクスタイプを履くことで通気性が保たれ蒸れ対策になります。
座りっぱなしをしない
デスクワークの人は適度に席を立つことで血流が滞らないようにしましょう。
家庭でもテレビを見ていると1時間も2時間も座ったままとなってしまいます。
適度に立って屈伸などを行いましょう。
強くこすらない
お風呂で体を洗うときにゴシゴシと強くこすらないようにしてください。
顔に比べて体はついついゴシゴシと洗ってしまいがちですが顔と同じくデリケートです。
ゴシゴシすることにより肌を傷つけてしまい、必要な皮脂までも奪っていってしまいます。
洗浄力の強すぎるボディソープを使用しない
洗浄力が強すぎるボディソープもおしりニキビの一因になります。
市販のボディソープはほとんどが『合成界面活性剤』というものでできており非常に強い洗浄力があります。
洗浄力は強いですが肌にはまったくやさしくないので選ぶなら肌にやさしい商品を選びましょう。
ニキビ専用石鹸の『ノンエー』は顔だけでなく、背中や胸、おしりなど顔以外のニキビ対策にも使えます。
椅子の座面や衣服で痛んだおしりを弾力のある泡でやさしく洗うことができます。
肌に刺激となる成分は一切入っていないのでニキビが悪化するということもなくおすすめです。
タンパク質、ビタミンを摂る
顔のニキビと同様におしりニキビもタンパク質、ビタミンを摂ることは効果的です。
糖質、脂質を含む食べ物は過剰に食べ過ぎないようにし、バランスを考え摂取しましょう。
保湿する
おしりは常に摩擦を受けています。
お風呂上がりはボディローションで保湿をすることで衣服からの摩擦に対しての『バリア機能』を高めることができます。
それニキビじゃないかも?ニキビに似た皮膚の症状
おしりにできるのはニキビだけではありません。
中にはニキビに似た別のものありますので紹介します。
粉瘤(ふんりゅう)
粉瘤とはアテローマなどと呼ばれる皮膚の良性腫瘍の一種です。
肌はターンオーバーで目に見えない角質が垢や汚れと一緒に剥がれ落ちています。
その時に表皮の内側に溜まってしまう症状です。
粉瘤は症状が進行すると、大きくなり悪臭を放つようになります。
ニキビとしてはありえないくらい大きくなった、悪臭がするという場合は粉瘤の可能性があります。
良性の腫瘍といっても自己診断は禁物です。
早めの皮膚科の受診をおすすめします。
痔ろう
「痔とニキビは間違えないよ」とも言いきれません。
痔は肛門だけにできるものでなく、肛門の周囲で肛門から少し離れていてもできてしまいます。
膿が溜まったり血が出たりするのでニキビと間違われることがあります。
毛孔性苔癬(もうこうせいたいせん)
毛穴の位置に鳥肌のようにブツブツと皮膚の盛り上がりを感じるのが毛孔性苔癬です。
毛穴の中に角質が詰まってできる角質異常ですが経過観察が一般的です。
おしりニキビ対策ができるスキンケア
ニキビ専用石鹸『ノンエー』という石鹸なのですが、管理人も自ら使っています。
まとめ
おしりニキビの原因と対策を紹介しました。
おしりにできるものはニキビだけに限らず様々な種類があります。
何度もできる、いつまでたっても治らないという時は別の皮膚疾患の可能性があります。
その場合は、皮膚の専門医に相談することをおすすめします。
早めの対応で、色素沈着や悪化を防ぐことができますので普段見えないおしりですが鏡を見てブツブツがないか確認してみてください。