日本は火山大国なので全国に温泉の名所があります。
ほとんどの人は温泉が好きではないでしょうか。
温泉には美肌を謳う温泉や肩こりや腰痛に効果を謳う温泉など様々です。
ニキビなど肌の悩みを持つ人にとっては温泉は少しでもニキビ対策になればと思っていますよね。
しかし、温泉のことをよく知っておかないと逆に肌が荒れてしまうこともあります。
せっかく温泉に入るなら、良いところだけ取り入れて効果を感じましょう。
目次
温泉が逆効果になる間違った入浴法とは
アルカリ泉の温泉に長く浸かる
pH7より高いpH値はアルカリ性と理科の実験でも習いましたね。
美肌になれる湯として人気のところは大抵アルカリ泉です。
温泉には大体、泉質や効果・効能が書いてあるので参考にしてみてください。
アルカリ泉に入った後に「肌がツルツル♪」と喜んでばかりはいられません。
アルカリ泉の温泉は肌の角質を溶かして滑らかにするので、入浴後は肌が無防備な状態です。
長く浸かれば浸かるほどツルツルになるわけではないので、15分〜20分程度の入浴にとどめましょう。
酸性泉の温泉が刺激になる
アルカリ性の反対で、pHが7より低いと酸性ですね。
酸性の泉質は肌を殺菌してくれる作用があります。
ニキビなどの細菌が原因の皮膚疾患には効果があります。
しかし、酸性の泉質は肌に負担をかけることも事実です。
特に肌がもともと弱い人や、すでに肌荒れが激しく皮膚がダメージを受けている時には注意が必要です。
湯かぶれと呼ばれる、皮膚がピリピリしたり赤くなったり炎症を起こしてしまいます。
酸性泉の温泉に入る時には自分の肌の状態をよく見極めて、入っても刺激を感じたら入浴を止めるなど温泉で肌にダメージを与えないようにしましょう。
タオルでゴシゴシこする
ナイロン製のタオルなどで体をゴシゴシこするのはやめましょう。
アルカリ泉では角質が落ちている状態、酸性泉なら肌に刺激がかかっている状態です。
タオルで洗った方が汚れはよく落ちますが、肌の水分なども一緒に落としてしまいます。
手で泡だてて、スポンジやタオルを使わず手のひらで洗うだけでも体は十分にキレイになります。
温泉でスマホを触る
温泉に入り、リラックスできている状態は副交感神経が優位な状態です。
リラックスできているのでストレスも発散できています。
この時に、スマホを触ると交感神経が活発になってしまいます。
交感神経は日中など活動が活発な時に優位になります。
他にも緊張している時や、ストレスにさらされている時に優位になります。
入浴中にスマホを触ると、せっかくのリラックスタイムがリラックスできなくなり、自律神経を乱してしまいます。
自律神経が乱れると肌荒れにつながってしまいます。
入浴中や休息時などは副交感神経が優位である必要があります。
温泉で体がポカポカになり自然と睡魔が訪れる状態が最適です。
熱い温泉に長時間浸かる
温泉に来た際に、お金を払っているからと長時間温泉に入ることってありませんか?
しかし、長時間熱い温泉に浸かるのは逆効果になります。
先述のスマホと同様に、長時間の入浴は交感神経を活発にしてしまいます。
目が覚めた状態となり寝つきも悪くなります。
せっかく休息のために温泉に入ったのにこれではもったいないですよね。
また、若い男性は友人と温泉に行って熱い湯で我慢比べなどしないようにしましょう。
長い時間お湯に浸かることで、肌の乾燥を防ぐために必要な分の皮脂や保湿成分が流れ出てしまいます。
しかも熱い温泉で代謝が良くなり発汗し、体内の水分も少なく血液もドロドロの状態です。
入浴中もお風呂上がりでも、肌が水分の蒸発を防ぐことができず乾燥につながります。
温泉は源泉が入ってくるところに近いほど高温です。
熱すぎない適度な温度の場所で、適度な時間、温泉を楽しみましょう。
また、温泉に入る前に水分補給をしておくと脱水を防ぐことができます。
温泉で肌に負担をかけない入浴の方法のまとめ
温泉で肌に負担をかけない入浴方法を6つにまとめました。
・長風呂はせず15〜20分を目安に
・温泉の温度は熱くても42℃くらいまで
・入浴中はスマホなどを触らない
・肌がダメージを受けている時は酸性泉に入らない
・肌をゴシゴシ洗わない
・温泉に入る前に水分補給をする
せっかくの温泉をリラックスできる時間にして心身ともにリフレッシュしましょう!
温泉に期待される肌への効果
肌がツルツルになったり、リラックスできるだけが温泉の効果ではありません。
温泉に入ることで温熱効果により血行が良くなり新陳代謝が高まります。
体温が上がることにより免疫力もアップします。
温泉に浸かることで適度な水圧がかかった状態となります。
ポンプアップ効果で血行とリンパの流れが良くなります。
温泉✖️最高のスキンケアでニキビを防ぐ
温泉でリラックスして肌の調子を整えながらスキンケアにも力を入れましょう。
スキンケアにも力を入れることで温泉の効果もグッとアップしますよ。
ニキビを予防するためには、ニキビ専用のスキンケアがおすすめです!
アルカリ泉や酸性泉で肌が刺激を受けるので、成分がやさしいスキンケアを使うのもポイントです。
私が使っているのは、ニキビ専用の洗顔石鹸『ノンエー』というスキンケアです。
とにかく、肌にやさしいノンエーは赤ちゃんでも使うことができます。
温泉で刺激を受けた肌をやさしく洗い上げてくれます。
『ヒアルロン酸』や『リピジュア』、『ローヤルゼリー』が含まれているので洗い上がりの肌のつっぱりもありません。
温泉とノンエーでさらに美肌に、ニキビになりにくい肌を作っていきましょう!