ピーリングって聞いたことあるけどニキビにも効果があるの?

ピーリングって肌に負担がかかるって聞くけど本当?

 

ピーリングのイメージはやったことないと少し怖いと思ってしまったり、肌を傷つけてしまうのではないかと心配に感じたりしてしまいます。

ピーリングは英語の『peel』からきており日本語に訳すと剥ぎ取るという意味があります。

 

今回はピーリングのニキビへの効果、メリット、デメリット、手作りでピーリング剤を作る方法を紹介したいと思います。

 

最初にピーリングをしない方がいい方

 

最初にピーリングをしない方がいい方をお伝えしておきます。

ピーリングは肌にまったく負担をかけることがないことはありません。

以下の方はピーリングを行うことを控えてください。

✔️ 肌がニキビで赤く炎症していたり、膿が溜まっているとき

✔️ かなりの敏感肌の方

ピーリングはニキビに効果があるのか?

 

ピーリングはニキビや肌トラブルの『予防のため』に行うものです。
すでに赤く炎症したニキビ、膿が溜まったニキビがある方はニキビに刺激を与えることになりますのでピーリングは控えてください。

ピーリングのメリット

 

ピーリングに『剥ぎ取る』という意味があることを冒頭に述べましたが、ピーリングで剥ぎ取るのは肌の古い角質です。

角質とは肌の表面で外部からの刺激をブロックする薄い層のことで、角質層と呼ばれています。

 

角質層は約28日というサイクルで新陳代謝により生まれ変わり、古い角質は役目を果たして剥がれ落ちます。

これをターンオーバーといいます。

 

この古い角質を剥ぎ取ることがピーリングの最大のメリットです。

 

古い角質をなぜ剥ぎ取る必要があるのかというと、本来はピーリングなど外部からの力で剥ぎ取る必要はありません。

人間本来の肌の新陳代謝が正しく行われていれば、自然と剥がれ落ちてくれます。

 

しかしなんらかの理由でターンオーバーがうまくいかず古い角質が肌に残ってしまうと、古い角質はニキビなど肌トラブルを引き起こします。

古い角質がどのように肌トラブルを引き起こすのかというと、毛穴を詰まらせたり、化粧水の浸透を妨げたりします。

 

ピーリングでこの古い角質を落とすことでニキビの原因を一つなくすことができます。

 

肌がくすんで見える方には、肌がワントーン明るく見える効果も期待できます。

古い角質がなくなることにより肌本来の色を取り戻すことができます。

 

古い角質が剥がれ落ち、次の角質に変わるターンオーバーを繰り返すことでニキビ跡も薄くなっていきます。

 

 

ピーリングのデメリット

 

ピーリングのデメリットは前述にも述べましたが、少なからず肌に負担をかけてしまうことです。

本来自然に剥がれ落ちる角質を意図的に落とすので、自然と剥がれ落ちる時よりも負担がかかってしまうのは避けられません。

 

ニキビがすでにできている肌は、ターンオーバーが乱れていたり、外部からの刺激より肌を守るバリア機能などが弱まっています。

ニキビができている時はピーリングにより刺激を与えることになりニキビを余計に悪化させてしまうことがあります。

 

そもそもピーリングは肌の調子が落ちている時にするものなのでピーリングをする時には肌の状態をよく見極めてから行うようにしましょう。

 

人によってはピーリングで肌がヒリヒリしたりすることがあります。

特に敏感肌の方はピーリングに耐えることができないほど肌が弱いこともあります。

 

ピーリングができない時は、ピーリングに頼らなくてもいいスキンケアを使いニキビ対策をしてください。

ニキビができている時には、肌にやさしいスキンケアを使用してください。

 

敏感肌の方も肌に刺激となるようなものが入っていない、やさしいスキンケアを使用してください。

 

 

ピーリング剤を手作りするのに必要なもの

 

ピーリング剤をなぜ自分で作るのかというと、ピーリングの強弱も自分の思い通りにできます。

強いなと思ったら薄めたり、まだ強くても大丈夫だと感じたら濃ゆくしたりすることが簡単だからです。

 

また、ピーリングを作るための材料も簡単に手に入れることができます。

アレルギー持ちの方は成分がわかるのもおすすめポイントです。

 

今回はクエン酸によるピーリングを紹介したいと思います。

 

クエン酸ピーリングとは

クエン酸とはレモンやオレンジなどの柑橘類や梅干しなどのすっぱいと感じる成分です。

市販されているピーリングにもAHA(フルーツ酸)によるピーリングを行うものがあり原理は同じです。

古い角質をやさしく落とすことができます。

 

クエン酸ピーリングで用意するもの

 

用意するもの
クエン酸粉末

精製水

容器

 

クエン酸は食用の粉末を購入してください。

ドラッグストアやスーパーなどで販売されていて簡単に手に入れることができます。

『食品添加物』の記載がありますが、天然由来なので気にすることはありません。

 

容器は100円ショップなどでボトルの容器が売られています。

特にこだわる必要はないでしょう。

ピーリング自体が毎日するものではないので容器は小さめでいいでしょう。

 

クエン酸ピーリングの作り方

精製水10mlに対してクエン酸1gの割合で混ぜてください。

これで約9%のクエン酸ピーリング剤ができます。

 

とても簡単で50mlなどの少し大きめの容器で作ればかなり持ちます。

肌が弱いと思う方はクエン酸の量を減らしてください。

 

不安な方は濃度が薄いものから始めると良いでしょう。

濃すぎると肌が強い方でもヒリヒリ感を感じることがあります。

 

クエン酸ピーリングの使い方

ピーリング剤を500円玉くらい手に取り肌になじませていきます。

この時に強くこすると肌を傷つけてしまいますのでやさしくなじませてください。

 

なじませた後は、シャワーでキレイに流してください。

流した時から肌のツルツル感を感じることができます。

 

 

ピーリング後に必要なこと

ピーリング後の肌は古い角質が剥がれているので、保湿をしっかりとしてあげてください。

ピーリングをする前よりも化粧水の角質層への浸透が良くなっています。

ピーリング後から時間をあけずに保湿を行いましょう。

 

ピーリング剤は顔以外でも使える

手作りしたピーリング剤は顔以外でも使用することができます。

かかとや膝、肘など角質がゴワゴワしているところにも使って、ツルツルの肌にしましょう。

ピーリング剤を使ったところを洗う時は手でやさしく洗いましょう。

 

ピーリングの注意点

 

ピーリングを行う上で注意してもらいたい点をまとめてみました。

1. ピーリングを毎日しない(週に1回が目安です)

2. ニキビなど肌が荒れているときはしない

3. クエン酸は食用のものを使う

4. 手作りしたピーリング剤は冷蔵庫で保管する

5. 手作りしたピーリング剤は1ヶ月を目安に使いきる(作った日付をボトルに記入するとわかりやすくてGood!)

 

ピーリング成分が入っていないスキンケア

 

普段使いのスキンケアはピーリング成分が入っていないものをおすすめします。

管理人の私が普段使っているのは、ニキビ専用洗顔石鹸ノンエーというスキンケアです。

 

ピーリング成分が入っていない肌にやさしいので毎日の洗顔におすすめのスキンケアです。

ヒアルロン酸リピジュアローヤルゼリーといった保湿成分も豊富に含まれています。

洗顔からスキンケアを変えていきたい方はぜひ一度使ってみてくださいね。

 

まとめ

ピーリングの効果と手作りピーリング剤の作り方をまとめてみました。

ピーリングはニキビの原因であるターンオーバーが乱れた時に、肌に残る角質を剥がすことにあります。

正しいピーリングの仕方で肌をツルツルにしましょう。

 

大人ニキビに悩むすべての方にまずは使ってみて!

 

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